大型バイクは趣味の乗り物 

 

私は現在ホンダのグロム125を所有しているが、これを買う前はホンダのVTR1000Fにするかで非常に迷った。

 

もともとは大型バイクが欲しいと思っていた。

以前、ヤマハのMT-07をレンタルしたとき、カウルがないせいで高速道路でものすごい風圧を受け、エンジンの振動が凄く、かつ軽いので横風で揺れやすかった。

よって、それらを克服したカウル付きの、ある程度重量のある、リッターバイクを買いたいと思った。

VTR1000FだけでなくヤマハのFJR1300やホンダのVFR800Fなんかもいいな~と考えていたが、値段が高い!

幸いにも、一番欲しいと思っていたVTR1000Fが安かったから、実際に店に見に行ったりした。

 

惹かれたのは、あのV2独特のエンジン音!

そしてセミカウルの有機的な見た目!

二宮祥平が初めて乗った大型バイク!

 

 

が、いざお店で跨がってエンジンを掛けてみると、、、、

あれ? なんか思ってたのと違う

足つきはいいが、肝心のエンジン音が想像以上に爆音

アイドリング時はいいが、アクセルを回すと爆音と振動で身体が震え、地響きがスゴイ、、、、

ここまでモンスターじゃなくていい。

 

 

あと、車検とかガソリン代とか維持費もかかるし、そんなに頻繁に高速道路に乗らないし、別に大型じゃなくてもよくね?

そりゃ、圧倒的パワーで所有欲は満たされるだろうけど。

 

ここで、「安倍でもわかる保守思想入門」(適菜収)で引用されていた、マイケル・オークショットの「政治における合理主義」のつぎの箇所が頭に浮かんだ。

 

さて、保守的であるとは、見知らぬものよりも慣れ親しんだものを好むこと、試みられたことのないものよりも試みられたものを、神秘よりも事実を、可能なものよりも現実のものを、無制限なものよりも限度のあるものを、遠いものよりも近くのものを、あり余るものよりも足りるだけのものを、完璧なものよりも重宝なものを、理想郷における至福よりも現在の笑いを、好むことである。

 

まあ、別にバイクで保守的にならなくてもいいけど笑

いずれ気が変わって大型買うかもしれないし

 

あと、マッスルバイクチャンネルの動画も参考にした

 

 

 

 

 

結局、いろいろ迷った末に、小型で充分だと考えた。

というか、最近は車とかバイクを所有すること自体、若干面倒くさいと思うようになった。

いまはバイクの楽しみを享受しているけど、いずれ飽きてくるんだろうな~