女性ホルモンとスキンケア
生理日や排卵の日の予測を
いつも手帳に書き込んで生活している、
みなみです。
女性特有の「月のリズム」と、
「女性ホルモンの分泌の変化」を意識すれば、
お肌のお手入れを、
「がんばる日」と、「サボれる日」の
計画が立てらる。
そんなことに気づいてから、
かれこれ4,5年こんなふうにしています。
生理がきっちり28日周期だとすると、
①生理が始まった日から数えて、
0日~7日までを「月経期」。
この時期、
女性ホルモンの分泌が一番少なくなります。
水分も栄養分も不足気味で、
皮膚は、古い角質がはがれ、
自然なピーリングが行われる時期です。
わたしは、
コットンに化粧水をひたひたに含ませてお顔にのせ、
さらに上からしっかりラップをしてパックします。
貧血にもなりやすいので、
鉄分を含む、
ほうれん草やプルーンなどを意識して食べます。
髪の毛は、血液を栄養にして育っていくので、
髪の毛も傷みやすいし、まとまりにくいです。
そう分かっていると、朝、髪がまとまらなくても、
さほどイライラしません。
ジェルを使って、とにかく毛先を中に隠して、
夜会巻きにでもしてしまえばOK。
この時期は、
まつげパーマも、エクステもだめ。
髪の毛のカット、カラー、パーマはもってのほか。
昔は、生理中はシャンプーもダメって、
言われたりもしましたね。
もちろん機器を使った美顔エステも、
控えたほうがいいですし、
化粧品を変えたり、新しいものを試すのも、
影響が出やすいので、ダメです。
するべきことは、「シンプルケア」と「保湿」。
それだけ。
わたしは、
とくに敏感に感じるときや、
化粧水をもったいぶらずふんだんに使いたいときは、
化粧水も精製水でちょっと薄めて使ったります。
②8日~13日が、月経のあとの「卵胞期」。
この時期は卵胞ホルモンの分泌が盛んで、
お肌はイキイキ!
お肌のお手入れを「がんばる時期」です。
多少脂っぽかったお肌も、
正常に戻ります。
コラーゲンも増加。
弾力も高くなり、
水分量も増え、
お肌が一番安定します。
顔色もよくなり、
メイクのりもよくなります。
高いお金を払って美顔エステに行くなら
この時期です。
大事なデートの予定もこの時期。
家でも、パックに、家庭用美顔機器に、
いろいろやっちゃいます。
集中ケアをすれば、
いちばん効果が出やすい時期です。
③14日~21日は、「黄体前期」。
どろ~~んとした白濁色の粘り気のある帯下があって、
排卵が起きたのをなんとなく確認できたら、
この時期に突入です。
体は、勝手に妊娠が起こったと仮定して、
黄体ホルモンをどんどん増やして、
とりあえず妊娠の準備を始めます。
子宮を守るため、
下っ腹の周りに、
脂肪や栄養分を溜め込もうとするので、
便秘になったり、
ダイエットしたくても痩せにくかったり、
皮脂分泌が増えて、角質も厚くなり、
べたつきます。
皮膚のトラブル自体は少ないけれど、
痩せにくいこの時期に、
ダイエットはどうせ意味がないからといって、
投げ出してはダメです。
刺激物や、カロリーの高いもの、
脂肪分、糖分の多いものばっかり食べてると、
胃腸の調子も悪くなり、
それがお肌に影響が出ます。
食べる前に、「常温で固形状の脂は、
体内に入っても、固形状のまま」なので
血をドロドロにします。
さらに、固形状の「にきび」という形になって、
お肌の上に現れます。
この時期は、べたつき防止のため、
しっかり泡立てた「洗顔」をテーマに、
お手入れします。
④22日~28日、整理の前の一週間は、
「黄体後期」。
いよいよ皮膚の水分量と油分量のバランスが、
崩れます。
毛穴が詰まります。
体内で、活性酸素が作られて、
シミになります。
自律神経のバランスも崩れて、
体温の調節から、
汗、尿など、老廃物の排出機能が
狂ってしまいがちなので、
抵抗力も落ちます。
風邪を引いてしまったり、
膀胱炎にもなりやすい時期です。
こんなときは、
特別なお肌のお手入れや、余計なことはしないで、
意識して、
「肌を休める」「体も休める」ことをテーマに、
睡眠時間も増やすといいと思います。
わたしは、
「生理前は1時間早くベッドに入る」ようにしています。
こういう情報は、
もっと詳しい人がいっぱいいて、
もっといろんな情報があるかもしれないですが、
今日はわたし流のスキンケアを
なんとなく紹介してみました。
みなみ