わたしが出会った北欧の人たち
北欧の国、アイスランドで、
16日、噴火がありましたね。
ヨーロッパ方面を出入りする航空便に
かなり影響が出ているそうです。
ところで、
私はかつては旅行業務をしていましたが、
今は違うことをしているので、
のんきに過ごしています。
(すいません。)
今日は、アイスランドと聞いたら、
いつも思い出してしまう恥ずかしいエピソード…
わたしは、カナダに留学中の1998年と、
タイで働いていた2007年~2009年の期間には、
北欧出身の方にお会いする機会がよくあって、
タイで一緒に仕事した同僚の中には、
ノルウェー人、フィンランド人もいました。
ところで、話がそれますが、
タイには、北欧からの旅行者が
すっごく多いんですよ。
タイへの旅行者やロングステイ、移住者のメインは、
北欧人といっても間違いないくらい。
北欧人には、タイと言う国が、
老若男女みんなに人気で、
観光やトレッキングと言うより、
「太陽に当たりに来てる」感じです。
タイへの旅行客数として一番多かったのは、
ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン。
その次に、ドイツ、イギリス、
あとは、シンガポール、香港など近隣国の方と、
日本、韓国くらいかな。
なので、
わたしの元勤務先のホテルでも、
週4便あるフィンランド航空のCA達の利用があるほか、
北欧各国の一般のお客様のチェックイン手続きのため、
北欧のいろんな国のパスポートを拝見することも、
日常だったんです。
わたしがまだタイに異動して間もない頃、
アイスランドやグリーンランドのパスポートを
初めて拝見したとき、
横にいたドイツ人の同僚に、小声で、
「アイスランドやグリーンランドって、
ほぼ”氷”で覆われていると思ってたので、
”人類”が住んでるなんて、
知らなかったわ~。」
と、マヌケな発言をしてしまったんです。
「なにをトボケたこと言ってんの~~~?!」って、
ノルウェー人の同僚がものすごく、ひいていました。
ちなみにフィンランド人の同僚は、
わたしに始めて会った時、
「ジャパンって、どこの国と国境で隣りあわせだっけ?」
「元は、どこの植民地だったっけ?」
「首都って、確かジャカルタ?そうそう、津波のあったとこだよね?」
と、アジアのどこかってことは認識してるものの、
島国であることも、地理的な位置関係も、
彼女には、全くピンとこなかったようで。。。
世界には、まだまだ
知らないことがいっぱいある…。
日常でこんなにいろんな国の人と接していても、
まだ、会ったことのない人だって、いっぱいいる。
世界は広い。。。
と、自分の小ささや無知さを
思い知らされた瞬間でした。
みなみ