2019/5/4訪問
三重県紀和町から国道311号と168号などを通り再び和歌山県へ
次は、新宮市熊野川町にある木造校舎を目指すことにした。
昨日訪問した上川小学校の近くの道を通り、山沿いの県道をしばらく走ってゆくと・・・
赤木川沿いにある上長井という小さな集落に小口小学校の木造校舎が建っている。
商店を過ぎるとすぐに校門が見えてきた。
校庭並びに校舎は荒れている様子はない。
L字の立派な木造校舎を目の前にテンションが上がる。
今までに訪れた木造校舎の中で、一番手入れされてきれいだ。
小口小学校は2005年に廃校となった。
時計もちゃんと動いており、現在の時刻を示している。
玄関ポーチは当時のモダンな造りとなっている。
熊野古道を歩く人のために、こちらの小学校ではトイレが利用可能となっているので
見に行くことにした。
小学生用だったためか、入り口は若干低い構造となっている。
昔ながらのトイレなので、男女の仕切りがない。
現代で、用を足すにはちょっとこれは恥ずかしいかな・・・
手洗い場もきれいに手入れされている。
自治体などがしっかり管理されているのだろうなぁ。
窓から校舎内を少し拝見した。
荷物などが積まれているが、管理が行き届いているので荒れた様子は見られない。
壁に掛けられた石膏像が少し不気味だった。
不揃いな椅子の並び方が良い。
今すぐにでも使えそうなきれいな木造校舎である。
入り口はこのように網が張られており入ることはできない。
地元地域の方の努力で大事にされている、きれいで素敵な木造校舎だった。
これからもこの貴重な校舎を大切にして頂きたいと思う。
さて、そろそろ次の目的地に向かおう。
次はもっと山奥のへき地へ・・・
本日の探索はまだまだ続くのであった・・・