朝ドラの 話の中身 大河かな

   記憶の中で 再び息づき

 

 以前に投稿した短歌に,大河ドラマについて詠んでおり,今回は何となくですが,朝ドラが気にかかり,一首としてみたところ,

 

 朝ドラの,げばげばが,どうのこうのと言うのではなく,テレビ画面から伝わってくる時代感みたいなものが,大河ドラマみたいであると思ったのです。

 

 大河では 町人文化 華やかも

   光る君へロス 今も引きずり

 

 華やぎの 大河を観ても なお胸に

   光る君への 余韻離れず

 

 こんな二首でしたが,他にも別の大河ドラマで,一首を詠んでおりました。

 

 いだてんの 主役を食った 講釈師

   ドラマの途中 出ては隠れて

 

 それにしても,今朝の朝ドラの,連れ去りシーンは,ドラマとは言え,何となく違和感があり,時代錯誤も甚だしく,デレクターはデレット見ていたのかも知れぬところ,おしんが子守り奉公に行くときに家族と別れるのとは違い,午後に再放送を見た際には,そのシーンが始まったら,チャンネルを変えたのでした。

 

 さてさて,百姓が寝言を言われんぜと,NHKからお叱りを受けるかも知れぬところ,あのシーンを見て,抗議の電話とか,受信料は払わんぞ,とかの電話があったかは不明ですが,韓国や中国の高齢者が見たら,どんな気持ちになるのかなと,妄想していたのです。