暫定税 廃止をすると その声に
叶えば暮らし 安らぎ増さん
公約の 約束ひとつ 燃料税
果たせば民の 笑みぞ広がり
走るにも ためらうほどの 燃料費
ガソリン代の 重荷背負いて
自民党総裁選では,ガソリン税の暫定税率廃止を,各候補者が訴えており,実際に廃止されたなら,
車を日常的に使う,家庭や運送業者は恩恵が大きくなり,特に地方で車依存度の高い生活をしている人々には,有り難くもあり,
トラックでの輸送コストが下がれば,食品や日用品の値段も,少しずつ下がる可能性があると思われるのです。
しかしながら,ガソリン税の暫定税率廃止が廃止されても,あと50年を経て,地下資源が枯渇すれば,
あの時代に,ガソリンなどを使い過ぎたので,車ばかりでなく,トラクターやコンバインも動かせず,米とか野菜も作れなくなり,建設現場では重機を動かせない時代が訪れることも予想されるので,
何れは,石油に代わる単独の万能資源を探すことが必要となり,そのひとつに,太陽光を中心に,風力・水力・地熱などを組み合わせたエネルギーや,大容量の小型蓄電池の開発が必要であると考えていたのです。
廃止より 半分でもと 願えども
届かぬ声は 嘆きに変り
暫定税率が,廃止されない時を想像して,こんな一首も詠んでみました。