稲穂垂れ 己も腰を 低くして
天地の恵み 心に染みて
澄み渡る空気が心地よく,秋空の広がる一日でした。
この天気に誘われて,畑仕事をしていのですが,秋に植えるジャガイモの畝を作ったり,ネギの周囲に生えた雑草を鍬で除いていたのですが,
稲刈りは終わったものの,田畑には,次から次へと仕事があるものだと,感心しながらの作業でもありました。
ところで,松山地方では,90%の水田で稲刈りが終わり,残された水田では,稲穂が垂れて,収穫の日を待っているようでもあって,
その様子を見ていたら,「実るほど頭を垂れる稲穂かな」を思い起こし,本日の一首になったのですが,
何はともあれ,収穫の秋が終わり,天の恵みに心から感謝しているのです。