秋近し 汗をぬぐいて 鍬を振る

   田畑を守る 日々の営み

 

 残暑なお 肌を焦がせど 稲の穂は

   風にそよぎて 秋を告げをり

 

 午前中は,曇り空で過ごしやすかったのですが,午後からは,残暑が厳しいと感じられた一日でした。

 

 この天気でしたが,終日を田畑にて過ごし,水田には穂水を入れて,畑では草刈り機で雑草を刈り取った後に,里芋の畝に生えた草を,草削り鍬で取り除いておりました。

 

 里芋の畝には,マルチを被せているのですが,追加で植えた場所は,手を加えておらず,一株を掘ってみたら,雑草の根がびっしりと張り,これでは芋が育たないと気付き,鍬を振るっていたのです。

 

 作業中には,東から吹いてくる微風が心地よく,ふと目をやると,畑の横で育つ稲の穂が,風にそよいでおり,その揺れに秋の訪れを,予感しておりました。