立ち直り 早い人ほど 天然か

   屈託ないのは 生来のものか

 

「立ち直りが早い人ほど,天然気質を持ち合わせている」という考えには,一理あって,

 

「細かいことをあまり気にしない」「物事を深刻に受け止めすぎない」「前向きで飾らない性格」といった意味合いのようであり,

 

 自然現象のように,風が吹けば揺れ,また元に戻るといった,そんな心の柔らかさとしなやかさを,天然気質の人は持っているのかも知れないと考えておりました。

 

 また,感情が表に出やすいけれど,すぐに収まったり,普段は屈託がなくて周囲を和ませるという気質の人は,人間味があり,親しみやすい存在のようであるところ,

 

 こうした人が身近にいると,時に驚かされたり,困ったりする事も,有るかも知れませんが,

 

 一方で「飾らず,素のままで生きる」姿に癒されている人も多いのではないかと思われ,本日の一首にしてみました。

 

 ところで,政治家の「運の良いことに能登で地震があった」(7月8日)との発言については,「運の悪いことに」と言おうとしたのが,うっかりしての言い間違いかとも思いました。

 しかし,ここまで批判が集まると,言い間違えたとは言えず,結局のところ発言を撤回して,謝罪するしかなかったとも考えられるのですが,

 本心で,「運が良いことに能登で地震があった」と認識しているなら,政治家以前に,人として問題があり,そんな馬鹿なことは,一農夫でも言わないけれど,一体どうして,こんな発言になったのか,不思議でもあるのです。

 では何故に「運の良いことに」との言葉が出たのかについては,話の後段である,2つの自治体で同じ行政サービスが受けられるとの発言が,住民にとってメリットで良いことであり,良い話をしたいとの思い込みから,「運の良いことに」と,うっかり話してしまったとも思われたのです。

 久々に百姓の寝言になったようですが,この件とは関係ないのでしょうが,関東地方では,7月10日に,線状降水帯が発生し,ゲリラ豪雨・雷雨となったのは,スピルチュアルな現象かもしれないとも考えていたのです。