水田の ジャンボタニシを 網で取り

   網の目越しに 夏がきらめき

 

 6月も下旬となり,田畑での仕事は,落ち着いているものの,本日においては,里芋が育っている畝の草を鍬にて取り除き,その畝にマルチシートを被せておりました。

 

 例年なら,里芋を植え付けてから1週間以内には,マルチシートを被せているのですが,今年は慌てることは無いと見守っていたら,3ヶ月が過ぎてしまい,その間には畝に草が生えたので一度は除草していたのです。

 

 ところで,水田にて,ジャンボタニシを網で取っていると,夏の風に早苗が揺れて,網の目越しに,大自然が生き生きと輝いているようでもあり,

 

 6月1日に植え付けた早苗はすくすくと育ち,梅雨の中休みの優しい陽射しが降り注ぎ,昔ながらの農村の風景が広がっており,今日の一首にしてみました。