作業では 基本を守り 確実に
成果は自然と あとに続きぬ
各種作業を行う際には,基本を守り,工程を一つひとつ確実にこなすことは,安定した成果や成長につながる,最も堅実な方法であり,
基礎を大切にすることは,土台をしっかり築くことに等しく,その上に積み重ねるものは揺らがないと思われるのです。
また,基本を守り,確実に工程をこなすことは,成果を生み出すために,もっとも確実で安定した道の一つであると考えられるところ,
それだけで足りないと感じたときは,見直しや工夫も取り入れると,成果は自然についてくるとも思われたのです。
何やら,思い付いたままに,書き並べてみたのですが,今回の田植えに際しては反省点が多くあり,次回の参考にならないかと思い,以下へ反省点を記録しておきたいのです。
秋に収穫を終えた水田は,翌年の寒の頃に耕し(土中に住む虫を弱らせる),次に4月と5月の上旬に耕し(草を枯らす),更に5月下旬の代掻きの前に耕し,田植えの3~4日前に代掻きを行い,田植えの日を迎えることになるのですが,
今年は,予定とおり行えず,田植えの際に土が固くて,田植え機の車輪の跡が水田に残ったりで,イマイチ田植えがスムーズに行えなかったのです。
また,代掻き時には,以前から2輪駆動で行っていたので,今年も同じモードで代搔きをしていたところ,前輪に土がまとわり付いて(5月17日に耕し,5月27日に代掻きをしたせいか),走行中に前輪が止まると同時に,ギー・ギーと音がしたので,2回目には,これでは,前輪が壊れてしまうと考えていたら,4WDのモードにするべく思い出し,難を逃れた(4WDでは,前輪に土がまとわり付かなかった)のでした。
そんなことで,昨年までは,2輪駆動で土がまとわり付いても,こんなものだと,作業を続けていたのが,今回の障害で,代掻き時には4WDにて,作業を行おうと,確信したところでもありました。
この4WDについては,畑を耕す時にも効果があるようで,2輪駆動で耕すと,耕した面が,波のようにくねることがあるものの,4WDで耕せば,耕地が平らになりやすいのです。
2輪駆動にしていたのは,路上走行時に,乗用車のようにトラクターが走行するので,特に考えもせずに,そのまま耕耘していたのでした。