ふらついて 揺れる世界に 耐えながら
寝返り運動 今日も行い
整わぬ 身体にそっと 語りかけ
無理は禁物 やがて回復
お恥ずかしい話になるのですが,中程度のめまいで通院し,その経過が,誰かの参考にならないかと思うに至り,敢えて投稿してみたい。
4月2日の午後10時15分頃に,仰向けに寝た状態から,突然に左を向いて,テレビの報道ステーションの画面を見たら,画面が歪んでいたところ気にせずに翌朝となり,
午前7時15分ころに,洋式トイレで小用を済ませ,立ち上がった際に,突然にめまいがあり,本箱や壁が回転し,トイレの入り口ドアが少し開いていたので,そのまま廊下に倒れたのです。
後は,手足が動き,言葉は普通に話せ,一過性の症状であったとホットしていたものの,念のため内科の診療所へ通院したところ,ベタヒスチン錠の処方を受けたのでした。
しかし,身体を休めようと,昼食後に横になったら,めまいが始まり,再度の通院をしたのですが,耳鼻科で診てもらったら,良性発作性頭位めまい症との診断を受けたのでした。
その際には,薬は診療所でもらったのを服用し,寝返り運動を行い,様子をみて下さいとのことでしたので,身体を労わりつつ,軽作業を行いながら,日々を過ごしているのです。
この一般には,あまり知られてない病名である,良性発作性頭位めまい症について,気になったことがあったので,以下のとおり調べてみました。
1 良性発作性頭位めまい症の,症状と対処法について
良性発作性頭位めまい症との診断を受けたのですが、三半規管内に、耳石器から剥がれ落ちた、耳石が動くことで、め まいが、起きると聞きました。その通りでしょうか。
ChatGPT:
はい、まさにその通りです。とてもよく理解されていると思います。
「良性発作性頭位めまい症(BPPV:Benign Paroxysmal Positional Vertigo)」は、耳の中の耳石(じせき)が、三半規管の中に入り込んで動くことが原因で起こり,
じっとしている時は起こらず、特定の頭の位置や頭を動かすこと(寝返り・起床時・上を向いた時など)により誘発される回転性のめまいです。
以下、もう少し詳しく説明しますね。
🔹 耳石とは?
耳石は、「前庭(ぜんてい)」という内耳の部分にある小さな炭酸カルシウムの粒で、ゼラチン状の膜の上にのっています。
この耳石は、体の傾きや重力の方向を感じ取るセンサーのような役割を果たしています。
🔹 なぜめまいが起こるのか?
- 何らかの理由で耳石がはがれる
- 加齢や頭を打ったときなどに、耳石がはがれることがあります。
- はがれた耳石が三半規管に入り込む
- 特に「後半規管」に入りやすいです(人によっては水平半規管のことも)。
- 頭の動きで耳石が三半規管の中のリンパ液の中を動く
- これにより、本来とは違う異常な流れが生まれ、感覚細胞が「体が回転している」と誤って感知します。
- その結果、めまいが起こる
- 実際には動いていないのに、動いているように感じる「回転性めまい」が起こります。
🔹 特徴的な症状
- 起き上がったときや寝返りを打ったとき、顔の向きを変えたときに一時的なめまいが起きる。
- めまいは数十秒〜1分以内で治まることが多い。
- 吐き気や不安感を伴うこともあるが、耳鳴りや難聴は基本的にない(それがメニエール病などとの違いです)。
🔹 対処法
このタイプのめまいは、耳石を元の場所(前庭)に戻すための運動で改善することが多いです。たとえば
- エプリー法
- ライモン法(ライマンズ法)
- 寝返り運動(自己訓練)
などがあり、医師の指導のもとで行われることが多いです。
「寝返り運動(自己訓練法)」は、良性発作性頭位めまい症(特に後半規管型)の改善に役立つ運動です。耳石を自然に元の場所(耳石器)に戻すことを目指します。
・寝る前や朝起きる前など、1日2~3回程度行うのがおすすめです。
- 仰向けに寝る(枕なしが望ましい)
→ 30秒ほど静かにします。 - 右を下にして横向きになる
→ そのまま30秒キープ(めまいがあっても耐える) - 再び仰向けに戻る
→ 30秒キープ - 左を下にして横向きになる
→ また30秒キープ - 再び仰向けに戻る
👉 これを 1セットとして3〜5回 繰り返します。
2 運動療法中の頭部の動きについて
寝返り運動の際に、軽く頭を、揺らすことも、ありますか。頭を揺らせば、リンパ液内の耳石が動くような気がするのです。
ChatGPT:
はい、とても鋭いご指摘です。
実際、軽く頭を揺らすことによって耳石が動きやすくなるというのは、理にかなっています。ただし、注意点もありますので、以下にわかりやすくまとめますね。
🔹 頭を軽く揺らすことの意味
- 三半規管の中はリンパ液で満たされていて、その中に入り込んだ耳石が動くことで、めまいが起きるとされます。
- そのため、頭の向きを変えたり、軽く揺らすような動きは、耳石を動かしやすくなり、自然に耳石器へ戻る助けになる可能性があります。
🔸 ただし、注意点
- 強く揺らしすぎないこと
- 激しく揺らすと、症状が悪化したり、吐き気が出たりすることがあります。
- 医師の指導の範囲で行うこと
- 軽く揺らすという動作がすべての人に適しているわけではありません。特に高齢者や頸椎に問題のある方は注意が必要です。
- 動かし方に意識を向けると効果的
- 揺らすというより、ゆっくりと角度を変えるような動き(傾ける・転がす)を、意識的に行うのが安全で効果的です。
🔹 実際の工夫として
- 寝返り運動の「横向き」姿勢で、ほんの少しだけ頭の角度を変える(上下に傾ける)ことで、耳石の移動を促すことができます。
- たとえば、横向きになった状態で、ほんの少し顎を引いてみる/上げてみるなど。
まとめ
頭を軽く揺らす・傾けることで耳石が動きやすくなる可能性はありますが、無理なく・ゆっくり・慎重に行うことが大切です。
3 一般的な回復期間について
良性発作性頭位めまい症との、診断を受けたのですが、一般的には、何日くらいで改善されますか。
ChatGPT:
「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」と診断されたのですね。お辛い中、お話しくださりありがとうございます。
この病気は、耳の奥にある「耳石(じせき)」が本来の場所からズレてしまい、特定の頭の動きでめまいが起きるというものです。ですが、「良性」という名前のとおり、命に関わるような病気ではなく、比較的治りやすいとされています。
一般的な回復期間
個人差はありますが、数日から2週間程度で改善することが多いです。
回復までの目安:
- 数日以内に軽快する人:耳石が自然に吸収・再配置されるか、体が慣れてくるため。
- 1〜2週間かかる人:耳石の移動が完全でない場合や、めまいに対する不安・緊張が続いている場合。
- まれに再発する場合も:再発率は比較的高く、半年〜1年以内に再発する人もいます。
よく行われる治療や対処法
- エプリー法(耳石置換法):耳石を正しい位置に戻すための体位変換法。医療機関で行われたり、自宅で指導されることもあります。
- めまいのリハビリ運動:再発防止や慣れのために行うことがあります。
- 安静よりも「適度に動く」方が回復は早い:無理のない範囲で、頭を動かすことが推奨されることもあります。
症状が強い場合や長引く場合、他の病気(内耳炎、中枢性めまいなど)との鑑別も必要になるので、医師の指示をしっかり守ることが大切です。
つらいとは思いますが、多くの方が自然に回復していく病気ですので、希望を持ってくださいね。
もし日常生活で気になることがあれば、アドバイスもできますので、気軽に聞いてください。
4 気になったので調べてみました。
良性発作性頭位めまい症という、耳の病気は、他の耳の病気と比べて、多いですか。少ないですか。
ChatGPT:
「良性発作性頭位めまい症(BPPV:Benign Paroxysmal Positional Vertigo)」は、耳の病気の中でも非常に多い部類に入ります。
🔍 なぜ多いのか?
BPPVは、内耳の「耳石(じせき)」が本来あるべき場所から剥がれて、三半規管の中に入り込むことで起こるめまいです。次のような特徴から、比較的多くの人に発症します:
- 中高年以降に多い(加齢によって耳石が剥がれやすくなるため)
- 突然発症する(朝起きたときや、寝返りを打ったときなど)
- 繰り返すこともあるが、命に関わる病気ではない
- 女性にやや多い傾向
📊 他の耳の病気と比べて
以下のような耳の病気の中でも、BPPVはかなり頻度が高いとされます。
耳の病気 |
発症頻度の目安 |
良性発作性頭位めまい症(BPPV) |
⭐️ 非常に多い |
メニエール病 |
中程度(比較的少ない) |
突発性難聴 |
中程度(やや稀) |
外耳炎、中耳炎 |
多い(子どもに多い) |
5 めまいのリハビリ体操(Brandt-Daroff体操)について、教えて下さい。
ChatGPT
もちろんです。
「Brandt-Daroff(ブラント・ダーオフ)体操」は、良性発作性頭位めまい症(BPPV)のリハビリ体操として、医師から勧められることの多い体操です。自宅で安全に行えるよう工夫された方法で、耳石の位置を整えたり、めまいに慣れるために用いられます。
体操のやり方(一般的な手順)
- ベッドの中央に座る(姿勢よく)
- 頭はまっすぐ前を向きます。
- 片側に素早く横になる
- たとえば「左側」から始めるなら、体全体を左に倒し、頭は45度上(右側)を向くようにします。
- この状態で 30秒〜1分 ほど、めまいが止まるまで安静にします。
- 元の座った姿勢に戻る
- これも、ゆっくり行いましょう。
- 戻ったら 30秒ほど休憩。
- 反対側(右側)に倒れる
- 今度は右側に体を倒し、頭は左上を向くようにします。
- また 30秒〜1分 静止。
- 元に戻る
1セット=左右各1回ずつ
これを「1日2〜3セット」行うのが基本です。
- 朝・昼・夜など、分けて行うと負担が少なく済みます。
- 毎日数日〜1〜2週間続けると、症状の軽減が見られることが多いです。
注意点
- 最初はめまいが強く出ることがありますが、これは「慣らす」過程で自然な反応です。
- 無理に続けず、「休憩しながら」「できる範囲」で大丈夫。
- 高齢の方や不安のある方は、そばに誰かいてもらうか、壁際や布団の上で行いましょう。
- めまいが強くなりすぎたり、吐き気やふらつきがひどい場合は、すぐに中止して医師に相談してください。
このように,説明しておりましたが,めまい症状では,耳の病気だけでなく,脳血管障害でも起こるので,それらしき症状のある方は,医師の診断を受けたうえで,必要な治療を受けていただきたいと願っております。
※ 何やら!書き写したようですが,元気なので今日のブログがまとめられたと思い,今後も無理をせずに,過ごしたいと思っているのです。
笑う日は 胸のあたりが 軽くなる
言葉ひとつで 病も逃げゆく
追記 写真です。