人生の 山も谷をも 味わひて

   刻む足跡 己の証し

 

 不運でも 宿命と悟り 逆らわず

   何があっても こころ騒がず

 

 最初の一首は,人生の困難を乗り越えながら,自分自身の道をしっかりと刻んでいくという,力強い気持ちを詠んでみました。

 

 後の方は,人生における逆境や不運を「宿命」として受け止め、それに逆らわずに生きる姿勢を表現してみたのですが,

 

 人生の波を静かに受け流しながらも,感情に流されることなく生きることは大切であり,

 

 修験者や禅僧のような気持ちで,何があっても,こころ騒がずとし,

 

 今までの人世における感想と,人生の岐路に立った際の心構えを,思いのままに書き留めてみました。