日頃から 何があっても 動じずに

   屈託ないのは 立派なことか

 

 本日の一首については,何事にも動じず,悩みなく生きることは,素晴らしいのか?

 

 あるいは,屈託ないのが立派なのか?

 

 それとも何かを考え悩むことも必要なのか?と考えていたら,閃いたのです。

 

 また,人生においては,楽しいことや嬉しいことばかりでなく,仕事・人間関係・家族などのことで,悩みや葛藤を抱えながら生きてゆく方が多いと思われるところ,

 

 これと向き合いながら,時には悩みながらも前を向いて進むことは大切であり,

 

 それにより,人は成長し,より深く人生を味合うことが出来るのではなかろうかと思われたのです。

 

 しかしながら,人生の過程においては,肩の力を抜いて,日頃から何があっても動じずに,屈託なく生きることも必要であり,立派なことかは別として,生きる上での処世術であるとも考えておりました。

 

 目をつむり 己の心と 向き合ひて

   生きた証を 胸に刻むや

 

 春彼岸 石鎚山系 雪化粧

   白銀の峰 夕陽に輝