妄想は 不要な思考と 受け流し

   我に返って 現実を知り

 

 空想は 浮かぶ影だと 露と消し

   仕事中なら 作業に集中

 

 早春日和の,暖かな一日でした。

 

 祝日でしたが,小生においては,この陽気に誘われて,午前中はジャガイモを植え付けるために耕運機で畝を作り,午後からは,鍬にて畝の整地を行っていました。

 

 作業の途中には,防寒着を脱いでいたのですが,東から吹いてくる冷風は心地よく,今日の予定を無事に終わらせたのです。

 

 ところで,辞書によれば,妄想とは,実際には存在しないけれども,自身の頭の中で確信を持っているイメージや観念を指し,

 

 空想とは,現実には存在しない事柄や状況を想像し,心の中で描く行為を指すとのことでした。

 

 また,妄想には,関係妄想・被害妄想と,精神衛生上で問題があるらしいところ,

 

 空想は創造力の源泉になるという観点から,問題解決や新しいアイデアを生み出す能力を高めることが出来たり,ストレス解消になることもあるので,

 

 時には,空想の世界に浸り入り,現実の疲れを癒し,心を豊かにしたいと考えながら畝上げをしていたのですが,

 

 仕事中なら,作業に集中せねばとも思いつつ,鍬を振るっていたのです。