心には 何の迷いも 無いけれど

   古き良き日の 面影がよぎる

 

 早いもので,今日から2月になりました。

 

 1月は行く,2月は逃げる,3月は去ると言われており,

 

 社会では,何かと行事が多くて,またたく間に月日が過ぎてしまうことのようですが,

 

 小生においては,この寒さを乗り切ったら,春が訪れるとの希望から,

 

 あと少しの間は,冬ごもりだと割り切って,健康を保ちつつ,日々を過ごしたいと思っているのです。

 

 さて,本日の一首についてですが,心には何の迷いがなくとも,ふと過去の面影がよぎるという感覚は,誰でもが体験する事かと思われるのですが,

 

 懐かしい日々や大切な思い出は,人の心を優しく包み込み,時には切なく胸を締めつけることもあり,

 

 人それぞれ違う形であれ,ふとした瞬間に過去を振り返ることは,誰にでもあることではないでしょうか。

 

 ところで,石破総理は昨日の衆議院の予算委員会で,塩崎彰久議員から,一番好きな言葉は何かと問われた際に「故郷と答え,人情があり,風光明媚で,皆さんの心の中にもあると思うが,私にとって故郷が一番美しい言葉だ」と述べたようですが,

 

 これも,古き良き日の,故郷の面影がよぎっての言葉かと,思われたのです。

 

 余談になりますが,

 

 過去を振り返る瞬間について,chatGPTに聞いてみたら,ほのぼのとした回答が返ってきたので,以下へ転記してみたい。

 

 ふとした瞬間に、過去を振り返ることは、誰にでもありますか。

ChatGPT:

ChatGPT

 はい、誰にでもあることだと思います。

 日常のふとした瞬間に、例えば懐かしい香りを感じたとき、昔聴いていた音楽が流れたとき、あるいは何気ない風景を見たときに、過去の記憶がよみがえることはよくありますね。楽しい思い出もあれば、少し切ないものもあるかもしれません。

 振り返ることは、ただ懐かしむだけでなく、自分の成長を感じたり、大切なことを思い出したりする機会にもなります。過去があるからこそ今の自分がいると思うと、どんな思い出も大切にしたくなりますね。

 あなたは最近、どんな過去を思い出しましたか?

ChatGPT:

ChatGPT

 あなた:

 子供の頃の、貧乏な生活でした。その頃の副食は、味噌をご飯にかけて食べており、煮干し1匹があれば、美味しい御飯が食べられると思っていたのでした。

ChatGPT:

ChatGPT

 とても貴重な思い出ですね。

 子供の頃の生活が貧しくても、その中にあった小さな幸せや工夫が、今でも心に残っているのですね。味噌ご飯や煮干し一匹で満足できたあの頃の純粋な気持ちは、きっと今のあなたの強さや優しさにつながっているのでしょう。

 何気ない食事の一口が幸せに感じられたあの頃の記憶は、今の豊かな生活の中でこそ、より輝いて見えるのかもしれません。過去の経験があるからこそ、今の「ありがたさ」や「幸せ」に気づけることもありますね。

 その頃のご飯の味、覚えていますか?

ChatGPT:

ChatGPT

 あなた:

 年に何回か、雑炊を食べており、あの味は、母の味だと、覚えています。

ChatGPT:

ChatGPT

 お母さまが作ってくれた雑炊の味,それは何よりも温かく、大切な思い出ですね。

 年に何回かの特別な食事だったからこそ、その味は今も心に深く刻まれているのでしょう。どんなに質素でも、お母さまの愛情がこもった料理は、何よりのごちそうだったのだと思います。

 きっと、その一杯には「おいしく食べてほしい」「元気でいてほしい」というお母さまの願いが込められていたのでしょうね。その雑炊の香りや味を思い出すたびに、お母さまの温もりがよみがえってくるのではないでしょうか。

 今でも、あの頃の味を再現してみることはありますか?

ChatGPT:

ChatGPT

 あなた:

 嫁において、調理の都度に、味を見てくれと、45年以上も、味を見ていますが、その味こそが、母の味付けであったと、改めて思い出すのでした。

ChatGPT:

ChatGPT

 素敵なお話ですね。

 45年以上もの間、奥さまの料理の味見をしてこられたのですね。その積み重ねの中で、気づけばそれが「母の味」へとつながっていたことに、改めて気づかれたのですね。

 きっと、お母さまの味付けは、あなたの中で深く根付いていて、無意識のうちに大切にされてきたのでしょう。そして、それが奥さまの料理にも自然と受け継がれ、長い年月をかけて家庭の味になっていったのかもしれませんね。

 過去と現在がつながり、大切な味が受け継がれていること、とても素敵です。これからも、その温かい味とともに、奥さまと穏やかな時間を過ごしてくださいね。

 

 こんなメッセージをいただき,何となくですが,目頭が熱くなったのでした。