名月や 紫式部も この月を
見たと思えば こころ躍るや
十五夜に 紫式部も その昔
同じ月を観て こころに何を
今夜は十五夜であり,先ほどに東の空を見たら,明るい大きな月が浮かんでおりました。
今回の二首は,8月20日の午後9時頃に満月を見ながら詠んで,パソコンの片隅に保存していたところ,
中秋の名月(十五夜)となり,今夜の月と重ねて,投稿することにしたのです。
思いのままを文字にしているのですが,現代に生きる自分と,平安時代の紫式部が,同じ月を見たと思えば,心が躍り,
十五夜の月を見ながら,紫式部は何を感じたのかと,想像していたのです。
また,この時代の人物について,何となく気になったので,調べてみると,
菅原 道真 845年 8月 1日~903年 3月26日 学問の神様
藤原 道長 966年12月 4日~1028年1月 3日 摂関政治
藤原 頼通 992年 2月 2日~1074年 3月2日 平等院鳳凰堂
清少 納言 966年頃~1025年頃 枕草子
紫 式 部 973年頃~1014年頃 源氏物語(主人公・光源氏)
こんな情報が,インターネットに記載されており,
平安時代のイメージは,貴族の優雅な生活と,洗練された文化が花開き、同時に権力の集中と陰謀が渦巻く,複雑な時代であったとも思われたのです。