過去は過去 今は今だと 割り切って

   正しく生きて こころ穏やか

 

 心得は 昨日は昨日 今日は今日

   細々生きて 老を迎うる

 

 前回に引き続いて,百姓の寝言のような,二首となったのですが,

 

 過去の出来事に囚われることなく,今を正しく生きておれば,心の平穏が保たれるのではなかろうかと考えつつ,

 

 昨日は昨日・今日は今日であると心得て,細々生きるのも,一つの生き方であると思ったのでした。