腹八分 心も八分で 心地よし

   残りの二分は 余裕でござる

 

 風薫る五月との言葉とおり,そよぐ風に爽やかな初夏の訪れを感じながら,五月晴れの空の下で,畑仕事に精を出しておりました。

 

 本日においては,ショウガ・長芋・サツマイモの種芋を植え付けるべく,既に作っていた畝の草を取り,三角鍬で畝の中央を適宜の深さに掘り,元肥である堆肥を入れて土を戻し,そこへショウガ等の種芋を植え付けておりました。

 

 ところで,畑仕事を行いながら,腹八分との言葉について考えていたのですが,

 

 養生訓では,「体は心のしもべ」であると説いており,

 

 腹八分という健康法があるなら,心の在り方については,

 

 心も八分で心地よいのかと思いつつ,

 

 なお,残りの二分は,余裕でござると結び,

 

 何事にも余裕を持つことで,

 

 予期せぬ事態が発生しても,柔軟に対応することが可能となり,

 

 精神的にも安定した状態を保つことが,出来るのではなかろうかと思われ,今日の一首にしてみました。