助け合い 結ぶ絆に 笑顔満ち

   心を合わせ 季節は巡り

 

 彼岸明けの一日であり,小雨が降ったり止んだりしていたのですが,午前中は,知人の家へ行き,仏壇に線香をあげて故人を偲び,午後からは,先祖の墓参りに出掛けておりました。

 

 宮総代及び町内会の小組合長の業務が,それぞれ昨年末と昨日に終わりホットしていたら,今度は老人会に入り活動しないかと声掛けされ,返事を保留しているのですが,

 

 老人会の会員が高齢化しており,若返りを図るためには,新規会員に加入してもらう必要があるところ,自分は老人ではないと思っている高齢者が多くて,新旧交代できないのが現状のようであります。

 

 そこで,老人会の在り方について,自分なりに,下記の通りまとめてみました。

             記

  老人会を活発にするための一考察

 

1 参加者の,ニーズを把握し,老後の生き甲斐とする。

 高齢者の関心事を調査し,それに基づいた活動内容やプログラムを計画することは重要であり,

 例えば,健康や体力の維持,趣味,文化活動,ボランティアなど,幅広い分野の活動を提供することが肝心であると考えられます。

 なお,参加者がサークル活動を通じて,心に充実感を得ることが出来れば,結果として老後に生きがいを見いだせる事につながると思われるのです。

 

2 参加者の能力や,興味とか趣味に合わせた,活動を提供する。

 参加者が楽しめる活動を提供することは大切であり,カラオケ・手芸・読書会・座ったままで楽しめる体操・散歩などを提案し,グループに分かれての活動も考えられます。

 

3 コミュニケーションを促進する。

 参加者同士の交流を深めるために,コミュニケーションを促進する取り組みは必要であり,

 定期的な交流会を行うべく,ランチ会・お茶会・季節ごとにテーマを設けたイベントを開催し,其々に楽しみを共有することで,参加者同士が気軽にコミュニケーションを取れるようにする。

 

4 ボランティア活動の推進

 老人会が,地域社会に貢献する活動を行うことにより,参加者のモチベーションを高めることが出来るので,

 地域の清掃活動や,各種イベントに協力したり,子供たちへのサポートなど,様々なボランティア活動を推進する。

 

5 情報発信と広報活動

 老人会の活動を,地域紙やグループLINEなどを利用して,情報を積極的に発信することで,地域住民に老人会の存在を広く知らせる。

 

6 新しいアイデアや,プログラムの導入

 老人会の活性化を図るためには,互いに評価すべく,定期的なアンケートを行い,参加者の声を反映させるとともに,興味を引くような,新しいアイデアやプログラムを積極的に導入することも大切かと思われるのです。

 

 簡単ではありましたが,老人会を活発にするためには,これらの方法を組み合わせつつ,各種取り組みを積極的に行えば,参加者の満足度や参加意欲を高められるのではなかろうかと,思料されるところであります。