石鎚や 雛の節句に 名残雪

   薄日の中で 幻想的かな

 

 前々回にも,名残雪で,詠んでいたのですが,

 

 畑にて,レタスの苗に,不織布を被せていた時に,石鎚山系を見上げたら,

 

 再度の名残雪よろしく,今日は雛の節句であり,早速に一首としてみました。

 

 本日においては,この石鎚山系から,皿ヶ嶺や三坂峠の山頂付近にかけても薄っすらと雪化粧されており,

 

 初冬の頃から,幾度となく降り積もっては消えてしまいながら,やがて春を迎える様子を,繰り返し眺めてきたと思いを巡らせていたのでした。