線香の 灰が落つるを 見てをれば
   時が経つのを しみじみ感じ

 昨日に引き続き,穏やかな冬晴れの一日であり,

 年末なので,普段よりは細かく掃除をしたり,明日に予定している餅つきの準備で,忙しく働いておりました。

 ところで,60年くらい前に,祖母が一時期ではあったのですが,創価学会に入会し,

 掛け軸に向かい,両手を合わせて南無妙法蓮華経と唱えた際に,

 線香1本が燃え尽きるまで唱えたと,近所の人に話していたのを,覚えており,

 別の日には,線香3本分の勤行をしたとも,話しておりました。

 さて,今日の一首は,昨日のこと墓参りに出かけ,六地蔵の前の線香立てで,線香がくゆりながら,灰を落としているのを見ていたら,

 何となく,時が過ぎるとは,このような事かと感じ,一首を認めていたので,投稿してみたい。