白菜の 黄色い花と 春の風
   鍬を休めて 畦に腰掛け

 日曜日でしたが,畑にて,農作業に従事しておりました。

 毎日が日曜日なので,殊更に日曜日を強調することは無いのですが,

 職場を早期退職し,晴耕雨読の身の上になり,そろそろ15年になろうとしておるところ,

 改めて,年金生活を満喫しているのです。

 さて,本日の一首ですが,

 菜の花が咲いた頃には,春の兆しが感じられていたのですが,

 白菜の花は,本格的な春の訪れを告げており,

 やがて咲くであろう,大根の白い花は,初夏の季節になるのかなと,

 畑での,小さな季節の移ろいを,体感していたのです。

 ちなみに,カブの花は,黄色のようであります。