瀬戸際を その場凌ぎの 言い訳で
押して通すは 見事なりけれ
人生においては,様々な問題に,立ち向かわねばならぬ,時があるところ,
本人の,過去について,問われた際には,
不都合と思われる内容は,忘れたことにして,その場を凌ぐ術があるらしく,それがまかり通る世界もあるのには驚き,本日の一首にしてみました。
しかしながら,小生なぞ,昨晩に何を食べたか忘れてしまうくらいなので,ましてや数年前の行動なら,忘れても違和感がなく,本当に忘れているようでもある。
ところで,鎌倉幕府の第2代将軍は,何故に失脚したのかに思いを馳せれば,
若年者であったにせよ,権力と,情けの使い分けが下手であり,徳を積むことをせず,我儘な2代目であったからではなかろうかと考えておりました。
実際には,御家人の権力闘争に巻き込まれるとかの不運が重なり,将軍の座を追われたらしいが,歴史に名を残しているのは事実である。
武士の世は 何時の時代も 落とし合い
いざ鎌倉は 遠くなりけれ