受け継ぎし 庭木を刈りて もの想う
父を送りて 二十と二年
今日から8月となり,水田では,稲穂が出る頃となりました。
本日においては,水田に穂水を入れた後に,庭木の剪定を行っていました。
それにしても,若芽が伸びる勢いは強く,刈り込んではみたものの,2ヶ月後の秋祭りの前には,再度の剪定が必要であると思いながらの作業でもありました。
この庭木は,今から50年くらい前に,古い家(明治の初め頃に建築)を壊して,同じ土地へ新築した際に,父において移植した,我が家の歴史と一緒に育った木々なのですが,
裏庭には,練り塀の横に,明治の初め頃に植えた,槙の大木が静かに佇んでおり,家柄はなくとも,この土地と家を,子供たちに残してゆきたいと,思ったところでもあります。