如何にして 国を守るか 思い見る
詰まる所は 国防軍かな
ウクライナで,ロシア軍が行っている残虐な行為は,テレビのニュースからではあるが,見聞きするのは忍びない。
最近では,同じ内容のニュースを放送しておれば,チャンネルを変えているところ,明日は我が身であると考えるなら,我が国においても,平和ボケすることなく,国防軍構想に着手すべきではなかろうか。
国防軍構想については,一農夫におていも関心があり,以前に記録した一文がパソコンの片隅に残っていたので,投稿してみたい。
自民党が政権公約としている条項に,憲法を改正し自衛隊を国防軍として位置づける1項目がある。
国防軍構想については様々な意見があるところ,私は賛成であり,一有権者として国防軍の在り方について考察するならば,
日本国憲法では,第9条について論じられる事が多く,これがネックだから改憲しようとする改憲派と,反対に第9条を守ろうとする護憲派とで意見が分かれている。
憲法改正の手続きについては,第96条および日本国憲法の改正手続に関する法律に明記されており,簡単には改正できないよう工夫されているが,その機運が高まった時には,国民の多く(過半数)が憲法改正に賛成するのではなかろうか。
さて,国防軍を創設することについては賛否両論なのでしょうが,戦後76年もの年月を,アメリカに守られながらも,自衛隊という機動力を諸外国の軍隊に負けないくらい頑強にしている現状と,近年の国際情勢に照らして考慮するならば,そろそろ改憲し,自衛隊という名称を変更の上,新たに制定された組織名のもとで,先進諸国の一員として外交すべき時節であると思われるのです。
ただし防衛庁から防衛省へと昇格したように,今度は陸軍省と海軍省も必要であるからと整備し,更には軍備を拡張させながら軍事国家への道を歩もうとするなら,これを監視する法整備が必要であり,軍隊の在り方についても法律で明記し,自国を守るための武力の行使は認めても,如何なる理由があろうとも近隣諸国を侵略してはならないとの条文は,外交を円滑に進める上において不可欠であると,愚考しているところであります。
ついでながら,自衛隊から国防軍へ名称を変更するなら,自衛隊員の地位も向上させるべく,そこで勤務し自らの使命感により任務を遂行する隊員には,その覚悟に応じた身分保障が必要であると考えるものであります。
現在の自衛隊員(士長以下)のように,入隊しても3曹に昇進できないが為に退職を余儀なくされ,一定の年限で職場を去らねばならぬ制度については疑義があり,そんな中途半端な制度や組織では一国を守れないのではないでしょうか。
国防軍が誕生し,自衛隊員の地位が向上すれば,国防軍へ入りたいと希望する若者が増え,徴兵制度にせずとも,国家を守るに足りる人員の確保が可能になると思われます。
何れにしても諸外国の情勢に照らし,日本国においても自らの力で祖国を守ろうと決意するなら,何時までも警察予備隊が昇格しただけの組織では,我が国を守り抜くことは困難であるため,憲法の一部改正が可能なら,第9条だけでも改正し,世界の情勢に応じた国防軍を創設すべきであると思料するものであり,それを実現しなければ,先進諸国と対等な立場での国際貢献は出来ないのではなかろうか。
こんな一文が残されておりましたが,
我が国の平和と安全を維持するためには,自衛隊という中途半端な組織では限界があるので,国防軍を創設し,日本国が軍隊を保持した平和国家であることを世界に発信するとともに,毅然とした態度で国際社会の平和と安定を構築するために,貢献すべきであると思料するところであります。
歴史ある 国を守るは 軍事力
平和を保つ 国防軍かな