桜咲き 別れと出会いの 頃となる
   そんな時代を 過ごして今は

 松山地方では,3月21日に,桜の開花宣言があり,我が居住地域の公園では,五部咲となりました。

 春は,別れと出会いの季節でもあり,小生においても,数十回の「さよならだけが人生よ」を繰り返してきたのですが,今でも年賀状のやり取りをする,元職場の同僚(3人)もおるところ,桜が咲き始めると,送別会や歓迎会で,親睦を深めていたいた頃を思い出すのです。

 職場を早期退職して,14年目になり,晴耕雨読の日々が板に付き,今では,この生活環境から離れ難く,これからも同じ日々が続くのでしょうが,自分なりに考えた人生の指針に従い,生活してゆこうと再認識したところでもあります。

 そんな訳ではないのですが,以前に記録した一文を下記に再掲してみたい。

 日めくりカレンダー(人生編)

1 人生とは
 人生とは,己の魂と向き合いながら日々を過ごすことにあり。
 その魂が曇った時には,神々の御力により浄化していただき,
 あるいは,己の研鑽と努力で回復させながら,前向きに生きてゆくのみである。

2 瞬間を大切にする
 如何にして生きるかについては,その瞬間を大切にすることが肝心であり,物事にこだわらず,積極的な気持ちで生きるだけである。

3 心の中で葛藤するなかれ
 人生においては,過去の嫌な出来事を思い出して心の中で葛藤するより,そんなエネルギーがあるなら,今から先のことを考えて生きてゆくべきである。

4 魂を磨く
 人は誰でも,はからいの心を生じさせる性質を持ち合わせているので,はからいの心が生じないようにするためには,何かをもって魂を磨くしかない。

5 執着心を弱める
 執着心を弱めたいと思うなら,無意識のうちに寝返りするごとく,自然に気持ちを入れ替える習慣を身につければ,こだわりの気持ちは遠ざかってゆく。

6 甘えず,迷惑をかけることなく
 人として生きてをれば,聖人君子のごとく日々を過ごす事は不可能であるが,家族に甘えず,他人に迷惑をかけることなく生きてゆきたい。

7 雑念と付き合いながらも
 気持ちを楽にするためには,様々な雑念と付き合いながらも,不要な観念が浮かめば,瞬時に消し去ることが肝心である。

8 自身の値打ちを下げるべからず
 他人を批判し悪口を言うのは簡単であるが,時と場合によっては,自身の値打ちを下げていることもあるので,戒めるべきである。

9 親を乗り越える
 親が己に対し,指導したり意見する事に,いちいち腹を立てるな。
 親の言っている事に腹が立つ間は,親を乗り越えてない証拠である。

10 人格を向上させる
 その時その一瞬を正直に過ごせば,積み重ねにより人格が向上され,今までには感じられなかった充実感を得る夕べもある。

11 弱い犬ほどよく吠える
 世の中には「弱い犬ほどよく吠える」との諺があり,人間の器が小さければ小さいほどに,他人の悪口を言うようである。

12 仕打ちで返すな
 人にされても人にはするな(他人から仕打ちを受けても,仕打ちで返すな)

13 他人を批判しない
 人間関係においては,自身にも至らない事が多々あり,他人を批判する資格はない。

14 人の悪口を言わない
 どんな時でも,腹を立てず・人を憎まず・人の悪口を言わないことを心がけている。

15 悠々自適ではないが
 晴耕雨読の身の上となり,田畑と我が家を往復するだけの日々を過ごしていると,はからいの心であったり,妄想や強迫観念との付き合いが減り,気持ちは楽になっている。

16 我儘な気持ちが原因か
 世の中では,相変わらず事件が発生しているけれど,その実態は人間の我儘な気持ちが原因となり惹起させているようでもある。

17 初心忘るべからず
 自然災害は防ぎようのない時もあるが,事故は本人が注意すれば未然に防止することが出来るので,初心を忘れず,不安全な行動をしないことが肝心である。

18 人生には山があれば谷もある
 社会生活をしておれば,他人より優越していることで満足する時もあるようだが,それは一時的なことであり,長い人生には山があれば谷もある。

19 生きている証拠
 いじめを受けたくらいで自殺していたのでは,命がいくつあっても足りず,自殺したいと思う切ない気持ちが生じるのは,生きている証拠である。

20 がむしゃらに生きてみよう
 死ねば全てが止まってしまう。
 苦しみの多い人生も楽しいものですよ。
 それでも神々が苦しみを与えるなら,がむしゃらに生きてみるのも人生である。

21 苦しくても生きるのみである
 生きておれば,あの時に死ななくて良かったと思う日が必ず訪れるので,自殺せずに,苦しくても生きるのみである。

22 耐え抜く
 いじめられて悔しいなら,耐え抜いて,いじめた者を見返してやれば良い。
 いじめられても,大人になれば社会人として一人前に生活している人は多いのである。

23 人生の風雪に耐え忍びながら
 大人の自殺では,突然に死ねば隠していた秘密が晒されることもあり,人生の風雪に耐え忍びながら,過去の過ちを水に流しつつ,生きてゆくことが肝心である。 

24 命を大切にしよう
 殺すな,自殺するな,命を大切にしよう。
 何れにせよ,人の命がこの世から消えてしまうのは,無常の一言に尽きる。

25 一方的に叱るな
 教育の現場で生徒を指導する際には,一方的に叱るだけでなく,心の中に逃げ場を確保してやるくらいの,寛容さというのか指導方法が必要かと思われた。

26 じっと我慢する
 腹を立てて,自殺するなかれ。
 思いとどまって,家族や友人のためにも,生きてみよう。

27 目立たず地味に生きる
 派手に生きて落ちぶれるより,我慢・辛抱を心得て,目立たず地味に生きてゆくことが肝心である。

28 真理を探究し道理を極める
 社会人なら,職場・近隣・友人関係で腹の立つ事もあろうが,
 他人を超えたいなら,許す気持ちと,真理を探究し道理を極めるに尽きると思われる。

29 生き様を示す
 人間は,より良い生き様を示すことで,人としての価値を高めることが出来る。

30 生き抜いてこそ人生
 身も心もボロボロになりながらも,それでも生きてゆくのが人生であり,
 どん底の人生が続いていても,そこから這い上がった人生もある。
 死んで終わらせるより,生き抜いてこそ人生といえるのではなかろうか。

31 日々を素直に過ごす
 人生においては,過去の事実を消し去ることは不可能であるが,未来は創り変えることすら可能なので,信仰心のある者は神々の意思に従い,自力にて生きている者は自分を見失うことなく素直な気持ちで日々を過ごせば,前向きで明るい人生が送れるものと思われた。

 こんな寝言が,パソコンの片隅に,残っておりました。