危機管理 万全なれど 隙を突き
   油断大敵 敵は隣に

 テレビのニュースによると,岸田首相は国内の原子力発電所へ,警察の警備隊を設置したいとの考えを示したようである。

 危機管理を行う上では,当然のことかと思われ,北朝鮮の弾道ミサイルやロシア海軍の津軽海峡の通過を鑑みれば,原発には,加えて二重三重の警備体制が必要であると思われるのです。

 さて,危機管理について考えれば,昨今では,新型コロナウイルスの感染拡大とか,インターネット上における情報の漏洩など,
 危機管理は万全であると安心していても,人間の考えた事柄なら,隙を突かれることもあるので,
 油断大敵であり,敵は隣に潜んでいるかも知れず,本日の一首としてみました。

 また,危機管理の意識を向上させるためには,防災訓練に留まらず,必要により,危険予知訓練も行うことで,災害や重大事故に対し,迅速に対応できて,非常事態の際には訓練が生かされ,結果として国家や組織を守ることになるのではなかろうか。