観音の 雪解け水で 身を清め

  ただ祈りしは 子らの健康

 

 昨日の夕方に詠んで,携帯電話にメモしておりました。

 畑仕事を終え,何となく東の方角を見上げたら,石鎚山系の雪が解けているのか,真っ白に積もった雪の中から,春の訪れを感じさせるように,山肌が現れていたのです。

 立春を過ぎた頃からは,山々に積もっていた雪が解け始め,雪解け水が大地を潤し,生活用水にも使われることを考えれば,雪は景色だけでなく大自然の恵みでもあるようだ。

 石鎚で,何か詠めないかと考えていたところ纏められず,「雪解け」との語句から,数年前に観音水を訪れていた日のことを思い出しての一首でした。