ブログを書いて良かったのは,自身の人生のある時期の記録が残せたことであり,小さな冊子ではあるのですが「百姓の四季」なる本を自費出版することが出来たことでもあります。
この一文を出版社へ送ったことがあり,その顛末も残っておりますので,転記してみたい。
拝啓
コスモスが秋風にゆれる頃となり,水田では稲穂が実り,収穫の季節を迎える頃となりました。
先日は,○○○○○の選考結果を,封書にて知らせて下さいまして有り難うございました。
多くの作品の中から,賞を頂くことなぞ考えてもおりませんでしたが,退職後に5年以上もかけて書き留めた一文を読んで欲しいとの気持ちから応募しておりました。
ところで,文章は,書けば書くほどに奥が深く,読めば読むほどに修正箇所を発見するようであります。
百姓の寝言については,○○○○○へ応募してからも,読み直しては訂正していたのですが,言い切るところを感じられると直したり,不要な箇所や言葉を削除訂正していたら,○○様に読んで頂いても,読みやすい一文になったと思われたので,百姓の四季として別添いたします。
自費出版の意思はありません。
時節柄お身体を大切にされて,益々の御活躍がありますることを,御祈念いたします。
敬具
○○ ○○○ 様
平成30年9月15日
○○ ○○