2017/5/12

如何にして国を守るか

 今日も,飽きることなく,農作業に精を出しておりました。

 午前中は,ジャガイモを植えている畝の除草を行い,午後からは,ポットで育てた自家製のスイカ・トマト・キュウリ・オクラの苗を畑へ移植していた。

 最近は田畑で仕事をする毎日であり,夏野菜の管理だけでなく,6月6日に田植えを予定している田んぼの耕耘・整地などで日々を過ごしておるところです。

 社会では,相変わらず事件・事故が多発しているが,これを止めるには一人一人の心がけ次第であると思われるものの,政治が決断(法整備)して世の中を安定させる方法もあるのではなかろうか。

 ところで,安倍首相は5月9日の参議院予算委員会で,自衛隊の存在について日本国憲法第9条を優先して改正し,現行の条文(9条)を堅持した上で自衛隊の存在を明記する条文を追加したいと述べたようである。

この件については,自民党内でも反対する意見がある一方で,中曽根元首相においては自衛隊を自衛軍として2項に明記すべきであるとの考えを示しており,

昨今の国際情勢に鑑みれば,アメリカでは1月20日にトランプ大統領が誕生するや,隣国の韓国においては6月10日に文在寅氏が大統領に就任し,北朝鮮にあっては6回目の核実験を行なおうとしている情勢の中で,この時期に安倍首相が憲法9条を改正することについて述べたことについては何ら違和感がない。

 小生においても,自衛隊の存在を現在より明確にした国家の最高法規が必要であると考えるものであり,以前に書いた一文が残っていたので再掲してみたい。

 

(2012/12/19)

   国防軍構想について

明け方から降り始めた雨が,山々では雪になっており,石鎚山系の峰々はもとより,三坂峠や皿ヶ嶺までもが,薄白く雪化粧されておりました。

 徒然なる一日が,長いとも短いとも感じられないような数日になっている。

 中央では,自民党政権が発足するのに合わせて,水面下には様々な動きがあり,年末の慌ただしさと相まって,早くも政権与党としての力を見せつけているようでもある。

 そんな状況下において,新政権の目玉の一つでもあるデフレ脱却に向けた金融政策を発表しただけで,日経平均株価が8カ月ぶりに1万円台を回復し,為替相場も円安へと戻りつつあるが,民主党政権では成し得なかった諸問題を如何にして解決してゆくのか今後の政治手腕が期待されている。

ところで,国防軍構想に結末をつけるのは,来年夏の参院選後に引き延ばしされるのでしょうか。

自民党が衆院選の政権公約とした条項に,憲法を改正し自衛隊を国防軍として位置づける1項目がある。

国防軍構想については様々な意見があるところ,私は賛成の立場であり,一有権者として国防軍の在り方について考察するならば,

日本国憲法では,第9条について論じられる事が多く,これがネックだから改憲しようとする改憲派と,反対に第9条を守ろうとする護憲派とで意見が分かれている。

 憲法改正の手続きについては,第96条および日本国憲法の改正手続に関する法律に明記されており,簡単には改正できないよう工夫されているが,その機運が高まった時には,国民の多く(過半数)が憲法改正に賛成するのではなかろうか。

 さて,国防軍を創設することについては賛否両論なのでしょうが,戦後67年もの年月を,アメリカに守られながらも,自衛隊という機動力を諸外国の軍隊に負けないくらい頑強にしている現状と,最近の国際情勢に照らし考慮するならば,そろそろ改憲し,自衛隊という名称を変更の上,新たに制定された組織名のもとで,先進諸国の一員として外交すべき時節であると思われるのです。

ただし防衛庁から防衛省へと昇格したように,今度は陸軍省と海軍省も必要であるから整備し,更には軍備を拡張させながら軍事国家への道を歩もうとするなら,これを監視する法整備が必要であり,軍隊の在り方についても法律で明記し,自国を守るための武力の行使は認めても,如何なる理由があろうとも近隣諸国を侵略しないとの約束(条文)は,外交を円滑に進める上において不可欠であると,愚考しているところでもあります。

ついでながら,自衛隊から国防軍へ名称を変更するなら,自衛隊員の地位も向上させるべく,そこで勤務し自らの使命感により任務を遂行する隊員には,その覚悟に応じた身分保障が必要であると考えるものであります。

現在の自衛隊員(士長以下)のように,入隊しても3曹に昇進できないが為に退職を余儀なくされ,一定の年限で職場を去らねばならぬ制度については疑義があり,そんな中途半端な制度や組織では一国を守れないのではないでしょうか。

国防軍が誕生し,自衛隊員の地位が向上すれば,国防軍へ入りたいと希望する若者が増え,徴兵制度にせずとも,国家を守るに足りる人員の確保が可能になると思われます。

何れにしても諸外国の情勢に照らし,日本国においても自らの力で祖国を守ろうと決意するなら,何時までも警察予備隊が昇格しただけの組織では,我が国を守り抜くことは困難であるため,憲法の一部改正が可能なら,第9条だけでも改正し,世界の情勢に応じた国防軍を創設すべきであると思料するものであり,それが実現しなければ,先進諸国と対等な立場での国際貢献は出来ないのではなかろうか。

 

 こんな一文が残されておりましたが,

我が国の平和と安全を維持するためには,自衛隊という中途半端な組織では限界があるので,国防軍を創設し,日本国が軍隊を保持した平和国家であることを世界に発信するとともに,毅然とした態度で国際社会の平和と安定を構築するために貢献すべきであると思料されるところであります。

 

2017/7/24

何にでも興味がある

 今日も一日が無事に終了した。

 午前中は,トラクターにて雑草の生茂った畑を耕し,午後からは,ポットで育てた黒豆の苗を畑に移植していた。

 夏草の生長は凄ましくて,草刈機で刈り取っただけなら,一週間も経てば元の状態に戻るくらいの勢いであり,小生なぞの中農(草を見て草を取る)にとっては夏草との戦いが日課でもあるのです。

 ところで,畑仕事の途中で何気なく大空を見上げたら,電線に二羽のムクドリが止まっており,暑いのに何しよるんじゃろかと思いつつ,電線といえば東京都では平成29年6月に電線を地中に埋める東京都無電柱化推進条例が公布されたのを思い出していた。

この無電柱化については,無電中となれば景観は良くなるのかも知れぬが,

地中に埋めた鋼管が錆びて穴が開き,ネズミが侵入して電線をかじったり,

電線の接続箇所は防水処理を施していても,洪水時には何らかの原因で電流が水中に漏れて感電する恐れがあるので,

無電柱化については良し悪しであると考えておりました。

 また,無電柱化の構想では,災害時に電柱が倒壊することを想定しての条例でもあるところ,電柱のある風景は情緒を感じられるので,電柱の似合う街には観光用の電柱を残しておくのも一方策かと思われたのです。

 他にも,テレビでは議員の妊娠について報じられていたが,そこには様々な意見があるところ,妊娠・出産は女性にとって人生の一大イベントであり,男女共同参画の社会においては,議員も他の組織員のように,福利厚生が受けられる条件は基本的に同じであるので,与えられた権利は有効に活用すべきであると考えておりました。

 さてさて,本日においても,突拍子もないことを書き並べてみたが,暑さで脳内がオーバーヒートした時間帯もあり,晩酌のビールで冷やしてはいるものの,思考回路は鈍ったままのようでもあるのです。