2013/10/1

寝言もそこそこに

 大きな雲の塊からハグレて綿菓子みたいになった雲が,秋の澄み渡った青空に吸い込まれるように融け込み,やがて薄白い帯となり,その後は何もなかったような元の秋空になっていた。

 午前中に,畑の土が少なくなった箇所へ,山土を購入して盛土し,

 午後からは,草刈り機にて除草作業に追われていた一日でした。

 畑では,数日前に蒔いた種から発芽しているのが見られ,苗物店で購入し移植した苗と共に育てるべく,水をやり肥料を施し,野菜たちと会話しながら,日々その生育を見守っております。

 この野菜作りについては,小生が畑を耕した後に土作りを行い,嫁が本を読んだり農家のお爺さんから聞いた知識にて,飽きることなく続けているのです。

 結婚して以来,嫁は社会での仕事は一切せず,家事と子育てのみに専念してきたが,その分だけ伸び伸びし,この人の楽天的で天然な性格に小生は幾度も救わたことがあり,心から有難いと感謝しているところでもあります。

 ところで,女性の社会進出について,安倍内閣では法的にも支援しようとしているが,

 反面,厚生労働省が調査した結果によると,独身女性の3人に1人が,結婚したら専業主婦になりたいとのデータもあるようです。

 さて,大学を出ても就職が出来ず,就職難民(男子)があふれている現状と,結婚したら専業主婦になりたいとの女性が多いことを勘案するならば,

 女性の社会進出はそこそこにしておき,日本国なら男性中心の社会で十分かと思われるが如何なものでしょう。

 小生のような馬鹿な人間でも,嫁を大切にし,家事と子育てに専念してもらって数十年を過ごしてきたが,日本人なら,父親は外で仕事,母親は家事全般で良いのではなかろうか。

 

2013/12/13

世相

 西方向から,冷たい強風が吹いていた一日でした。

 この風で,畑ではミニハウスのシートが吹き飛ばされたので元の状態に戻したが,寒風に負けて,他の雑用はすることなく家に帰り,電気炬燵とテレビの番をしていた。

 世の中では,今週も様々な行事や出来事があり,

 マンデラ元大統領の追悼式,今年の漢字,北朝鮮での処刑等が注目されていたところ,

 南アフリカのマンデラ元大統領の追悼式に参列したアメリカのオバマ大統領が,弔辞を述べるため演壇へ向かう途中,同追悼式典に参列しているキューバのラウル・カストロ国家評議会議長の許へ自ら近寄って握手したひとコマは,何度見ても感動するシーンであり,主義や思想を超えた,一人の人間としてあるべき姿を示しており,ヒューマニティあふれるワンシーンのようでもありました。

 また,清水寺では今年の世相を表す漢字を『輪』との一文字で表現していたが,自分が勝手に選んだ漢字は『逐』であり,放逐・駆逐・逐電等が該当し,「参院選では維新を大阪から放逐する戦いをしなければならない」とのくだりに今でもインパクトを感じており,世間には,組織や社会から放逐された人間が多いのにも拘わらず,そこにも放逐しようとしている立場の人間が居たのかと,放逐するとの言葉の意味を噛みしめていた。

 さて,北朝鮮では実質的ナンバー2であった張成沢元国防委員会副委員長が処刑されたようであるが,テレビのニュースで知った時には,北朝鮮という国家の残忍性を改めて感じ,ただただ驚くばかりでした。

 北朝鮮の将軍様は同国内では神様のような存在なのでしょうが,国際社会の中ではますます孤立するばかりであり,オバマ&カストロが握手した時のように手を差し出す指導者は少なくなるものと考えられ,張成沢氏に連なる勢力を粛清すればするほどに将軍としての人望だけでなく人としての価値も下がるのではなかろうかと思われた。

 

2014/2/27

人権について

 中国大陸から入り込んだ大気の影響で,大空だけでなく山々までもが灰色に覆われていた一日でした。

 本日においても特段の用はなく,午後になり温泉へでもと思ったが,昨日のこと利楽にて入浴したので,今日は何処にも出掛けることなく,終日を家や畑の倉庫で過ごしておりました。

 ところで,テレビのニュースによると,3歳の長男に昨年の8月頃から犬用の首輪を付けて拘束したとして,監禁罪で父親が逮捕されたと報じられていた。

 本件では,ニュースを聞いた時に,夜間は布団の中で就寝していたのか,食事は満足に与えてもらっていたのか,寒くはなかっただろうかと心を痛めたが,1日でも早く,人間としての自我に目覚めるよう配慮するとともに,子供らしさを取り戻しながら日々を過ごして欲しいと思ったところでもあります。

 ところで,昭和30年代にお椿さんへお参りに出掛けた日の話になりますが,参道には屋台が並ぶ中に,ひときわ大きい見せ物小屋が数軒並んでおりました。

 見せ物小屋では,様々な芸を行っていたが,小生が現在でも覚えているのは,オートバイを小屋の中で縦横無尽に走らせる曲芸と,蛇を食べる女性の記憶が鮮明に残っております。

 この女性の件を補足するならば,弁士によれば,「この子は幼い頃から蛇が好物であり,三度の食事にも蛇を食べている」と説明し,その口調に合わせて,蛇を齧っていたが,小生は子供なりに,なんて酷いことをさせるのか,その行為を止めさせる大人はおらんのやろかと,人権という言葉を知らないながらも,女性が可哀そうで目頭が熱くなっておりました。

 さて,北朝鮮の強制収容所でも人間らしい生活をしていないと,最近になり人権問題としてテレビ等で取り上げられるようになっている。

 内容は改めて申すまでもないが,組織的な人権侵害は他国においても類のないものであるようだ。

 北朝鮮が,そんな施設はないと言い切るなら,然るべき機構の査察を受けて身の潔白を示すべきであろうし,実際に存在しているなら,国際社会が一丸となって収容されている人々を救出すべきかと思われた。

 さてさて,運よく助け出されても,その人々を北朝鮮の現体制下に置くことには無理があり,施設ごと受入れ可能な国家があるなら,引き取ってもらうことも一考される。

 一農夫には縁遠い話ではあるが,地球上に住む同じ人間として,何とかならないものかと考えていた。

 

2014/3/27

自分自身を知る

 春色の太陽が眩しくて,そよ風も心地よく感じられる一日でした。

 3月の中旬頃には,夜間に降った雨が,山々の峰では雪となっていた朝もあり,本格的な春の訪れが待ち遠しかったが,

 ここ数日の暖かさで,皿ヶ嶺や三坂峠の山頂付近に薄白く残っていた雪は完全に溶けてしまい,石鎚山系に僅かながらの残雪を残すのみとなった。

 畑では,里芋の種芋が60個くらい残っていたので,本日は里芋を追加で植え付けるべく,畝作り(鍬で除草した後に耕運機にて土上げ)を行っておりました。

ところで,テレビのニュースによると,中国の北京市周辺では,PM2.5などの影響で大気が汚染されていると報じていたが,

同じ状態が続いて気温が上昇すれば,更なる大気汚染の悪化が考えられ,生活環境はますます悪化し,その度合いは中国や韓国の人々が日本国の悪口を言う毎に増しているように感じられた。

 また,テレビの画面に映し出されていた北京の様子を人間の身体に例えるならば,血液や尿が濁り肺全体に陰りが見える状態のようにも感じられ,日本国の悪口を言う前に,大気汚染を何とかしないと国家の存亡に関わるものと思われました。

話は変わり,世の中には「弱い犬ほどよく吠える」との諺があり,人間の器が小さければ小さいほどに他人の悪口を言うようであり,なお権力ある者が発する悪口くらい下品なものはない。

 そして,自分自身を知り,己の愚かさを自覚することは大切であるところ,

韓国では,相変わらず日本を揶揄(ソウルの日本大使館前で南京大虐殺や生態実験に対する写真展を開催)しているが,そこそこで他人や他国の悪口を言いふらすのを止めないと,やがては自分の身に降りかかることもあるのではなかろうか。

 さてさて,昨晩は町内会の会合へ出掛け,懇親会では知人らとざっくばらんに話をしたが,次回に係員となるのは12年先のことであり,生きていても子供が出席する時代になっていると考えられるところ,日本国内の清浄な空気を吸いながら少しでも長生きしたいと思っているのです。