2017/8/10
世の中には,その時々の心境を,漢詩のごとく表現する人が居るようだが,
一農夫においては,そんな技量はないものの,何となく一首を詠んでみました。
守友の 家計つぶしは ご無体な
助けて下され 清明殿
贈賄や 収賄よりも 行き届く
優れる心 忖度にあり
さてさて,人生においては,互にわだかまりを持ったまま生きておれば,人間関係が冷え込み,気付かぬままにストレスを抱えていることもあるので,
忖度しないまでも,譲り合う気持ちを持って生きてゆけば,明るくて楽しい人生が過ごせるものと思われた。
201710/2
国会では9月28日に衆議院が解散され,安倍総理は国難突破解散であると命名しているが,臭いものへ蓋をするように解散したのを,疑問に感じている有権者は多のではなかろうか。
国難があるのなら与野党が協力しあって突破する必要があり,北朝鮮の弾道ミサイル発射問題や消費税の増税についてならば尚更のこと,国会議員が一致団結して国難に立ち向かうべきであったと思われた。
さて,選挙戦ともなれば,誹謗中傷合戦が甚だしく,相手陣営をこき下ろさなくては気が済まず,けなし合いも多いようであるが,足の引っ張り合いが過ぎて,投票日に己の票へ悪影響が降り掛からないように注意すべきであろう。
さてさて,各党・各陣営においては有権者が納得する政策をもって総選挙に臨んで欲しいと願っており,爽やかな秋風を吹かせた候補者には多くの票が流れるものと思われた。
201710/5
総選挙関係では,日毎に前哨戦が甚だしく,小池知事においては希望の党首となり一時期に盛り上がるも,最近では排除という言葉を使ってからジリ貧状態が続いており,
そこには,小池氏が都知事選で当選し都庁へ初登庁した際に,自民党都議に握手を拒否されて以後の流れと同じような構図が垣間見られた。
また,昨日あたりから?安倍政権打倒のためには連立政権を組んで,総理大臣候補を緑の党以外から出す案まで浮上しており,森友・加計隠し宜しく国民不在の総選挙と言われても致し方のない状況となってきた。
それにしても,共産党も含めて何れの党も国会議員も,歳費・文書通信交通滞在費を削減することには一切触れていないが,国会議員の年収が仮に三千万円だとすれば,年に五百万円の生活なら,残りの二千五百万円は貯金が出来て,参議院議員なら2期を務めれば3億円もの大金が懐に入ることになるのは,市民目線から掛け離れているので,歳費・文書通信交通滞在費の削減についての項目を,政権公約の末尾に記載すべきかと思われた。
寝言も休み休みに言えとお叱りを受けそうであるが,年に五百万円の生活は冗談にしても一千万円での生活なら十分かと思われ,それでも二億四千万円の貯金が出来る計算(実際には秘書給与等の諸経費が必要となるものの)となり,庶民の生活と異なる殿様の生活を満喫できるのは国会議員の特権かも知れぬが,歳費等を税金から支出しているなら,自らの身を切る覚悟を以って国家国民のための政治に臨むべきである。
201710/9
社会では選挙戦の真っ只中となり,議員の椅子をめぐり,しのぎを削る戦いが繰り広げられている様子が,選挙カーからも聞こえてくる。
各候補者においては,国家国民のためなのか,本人のために当選したいのか不明であると感じられるくらいにヒートアップしているところ,候補者が聖人君子でない限り,本人のための選挙であることは明白である。
この選挙においては,名言が生まれており,
維新を大阪から放逐する戦いをしなければならない。
こんな人たちに負ける訳にはいかない。
政策が一致しない公認希望者は排除いたします。
確信犯のような言葉の裏には,自分こそが救世主であるとばかりの信念が感じられ,これ程の人間なら北朝鮮と交渉して拉致被害者を帰国させることが可能であると思ったことがありました。
さて,世の中には,放逐された人・排除された人・こんな人たちは多かろうが,
放逐などされた人たちにも納得のいく政策をもって世の中を住みやすくしてくれるなら,恨みが薄まり心は安らかになるものと思われた。
さてさて,候補者の顔ぶれを見れば,上から目線にて人を小ばかにしたような人物や,歩いておれば背中につっかえ棒の必要な者がおり,誰に投票するかと迷うばかりであるが,人間は見た目も肝心であり,心の内が表れる顔と人柄で選ぼうと思案している。
201710/15
今朝のこと,フジテレビ新報道2001を見ていたら,
出演者から,国会議員も自らも身を切る覚悟をもって国政に望むべきであるとの理由で,議員歳費の削減について提案するも,
公明党の幹事長代行は,国会議員の歳費をカットしたところで,微々たる金額であると私見を述べていたが,
金額の問題ではなく,多くの国民が倹約を心がけながら質素な生活をしていることを知っているなら,国会議員の歳費削減についても検討すべきかと思われた。
201710/20
選挙戦も終盤となり,各候補者・応援演説の党首等においては,相変わらず対立政党の政治手法を批判しながら街頭演説を行っているが,
政策については具体的に述べる時間が少ないのか,原発問題についても賛成派と反対派で具体的な説明がなされていないところ,
最近ではソフトバンクグループが外国(モンゴル)で発電した電気を日本国へ送る計画があるらしく,脱原発については民間の方が真剣に考えており,
エネルギー問題については国策上の重要な課題かと思われるので,総選挙後の国会においては国会議員としての職責を果たすべく原発問題についても議論し,推進する側と反対する側の双方が互いに意見を交えて,将来のエネルギーを何で賄うのか方向性を示すべきであろう。
201710/23
総選挙では,予想とおり自民党が圧勝し,希望の党が伸び悩む結果となった。
そんな訳ではないが,
以前の寝言に,
木枯しや 維新は遠く なりにけり
と書いており,
今回の選挙結果から,
秋風や 希望も夢も 散らせけり
と爽やかな秋風を吹かせられなかった希望の党を哀れんでみた。
それにしても,希望の党が,若さゆえに東京という湾の中で,都民に撃沈された感が残るばかりである。
さて,
達磨さんが転んだ・小池さんが転んだ。
達磨さんは起き上がる・小池さんも起き上がる。
ゴロが良いので書いてみたが,
小池さんなら,再び復活出来る可能性は十分にあるので,今回の失敗を教訓に,新たな境地にて,先ずは都政に向き合い,都知事としての職務に専念してほしいと願うばかりである。
さてさて,国会議員になると♪クローゼットの中には♪お金が一杯♪
結局は,そこけえ。
それならば,
落選者からは♪読み切れなかった♪読み切れなかった♪読み切れなかったよ~♪
ハイじょうず!自分で言ったのでは拙いでしょう。
貧乏人は,辛いもんよ。
201711/8
メディアでは幼児教育無償化の撤回や米兵器購入について報じられており,政権与党に対し「何考えとるんやろ」と反感を抱く有権者も多かろうが,
政権公約を覆そうが米国から大量に兵器を購入しようが,自民党に政権を任せた以上は見守るのが筋であり,
それでも反対するのなら,次回の参議院選挙では野党勢力が圧勝できるように,草の根運動を繰り広げるべきかと思われた。
201711/15
テレビのニュースによると,議員年金を復活させる件について報じられていたが,議員として,社会的地位・名誉・大金を手に入れるだけでは飽き足らず,老後の生活までをも確保しておきたいとは言語道断である。
国会議員の年収が3000万円なら1年に2000万円を預金すれば一期で8000万円の貯蓄が可能となり,1年に250万円の生活ならば32年間の年金に相当し,
65歳から年金開始であれば32年後の97歳までは安心して暮らせる計算となる。
実際には,事務所の経費とか交際費等で支出はかさみ「そんなに貯金が出来る訳がなかろげ」と,お叱りを受けそうであるが,国家予算を組むように緻密に計算すれば,一般のサラリーマンよりは金を残すことが可能となり,老後は国民年金と議員時代の貯金で悠々自適の生活が送れるものと思われた。
また,落選した元議員なら,年収を半額にして,議員年金の制度が復活しなくても,議員の椅子は欲しいのではなかろうかと思われるが,聞いてみとうおみや。
さて,老後の心配をして議員年金を復活させるより,取り組まねばならぬ問題は山積していると思われるので,先ずは国家国民のため,如何にすれば安心で豊かに暮らせる社会が実現できるのか話し合うべきであろう。
与党圧勝の機会に乗じて,自らの老後の心配までするのは,国民に対し失礼である。
さてさて,菅長官は小池代表辞任に「常識だ」と述べているようだが,議員年金の復活については「非常識」としか言いようがない。
こんな寝言でしたが,人間として社会生活をしている限りにおいては,他人のことはどうでもええでは世の中は成り立たず,政治家なら多くの人々が平和に暮らせる社会を実現することこそが使命かと思われ,そのためには自己犠牲があっても,時には自分を捨ててでも国家国民のために奉仕すべきであろう。
現代の日本では,馬鹿馬鹿しい考えかも知れぬが,縁あって政治家になっているのなら,日本国だけでなく世界も変えてみることよ。