北西方向からの風が,強く吹いていた,極寒の一日でした。
この寒さの中,午前中に里芋の種芋を肥料の袋に入れて保管し,午後からは里芋が植わっている畝にマルチと枯れ草を置く作業を行っていた。
里芋の種芋は,収穫後に畑へ放ったらかしにしていたのを,今からの季節は霜で種芋が腐ることもあるので保存し,
マルチと枯れ草を置いたのは,畑で育っている状態(50株)で冬越しをさせるため,寒さで里芋が傷まないようにとの作業でした。
先日来から,薩摩芋・ジャガイモを収穫した後にイチゴへマルチを施したので,残りの作業は里芋を畑にて冬越しさせることが気になっていたのですが,
本日の作業で,今年の農作業は概ね終了し,今後は自給野菜を採ることや,コスモス・千日草の枯れ枝を処分したいと考えておるところでもあります。
ところで,テレビでは今年の漢字に「北」が選ばれたと報じられていたが,小生においては「無」について考えていた一年であり,結局のところ無を意識すると無心になれないことに気付いたこの頃でもあるのです。
その他,今日は午後からの仕事中に氷雨が降ったりしていたのですが,あまりの寒さに,南無八幡大菩薩様に祈願し,願わくば北風と氷雨を鎮めて下さりませと念じたところ,気象条件の変わり目だったのか,15分くらいでしたが偶然にも雨風が止み,その時間帯に里芋を年越しさせる作業を終わらせることが出来たのです。
さて,以前のブログには,
裏庭を掃除していると,橙(だいだい)の木にもクモの巣がかかっていたので取り除いてやりました。
この橙の枝分かれした箇所は,50年くらい前に折れて,そのままになっていたのですが,10年くらい前にその周囲の一箇所から新芽が出たので大切に育てておるところ,
新芽が出る10年くらい前(今から20年前)頃から,ここから芽が出んやろかと念じていたら,一時期に忘れておりましたが,そこから新芽が出現した時には驚いたものでした。
橙(代々)から芽が出たときに感じたことは,何事も念じることは大切なのでしょうが,純粋に念じ続けることは困難であり,念じ過ぎると成就せぬこともあるので,神仏との距離を置きながら念ずるように心がければ実を結ぶこともあると実感したものでした。
こんな一文が残されておりましたが,本日においては,南無八幡大菩薩様から御加護を受けたことに感謝した一日でもあり,このまま静かな年末を迎えることが出来れば有りがたいと思っておるところでもあるのです。