台風の影響かと思われる雨が,降ったり止んだりの一日でした。
今回の台風5号は速度が遅く,四国へは明日の午前中に接近し,その後は近畿地方へ移動するとの予報なので,
本日は,午後から自家用車を車庫へ入れたり,暴風で物が吹き飛ばされることのないようにすると共に,家屋の戸締りをしておりました。
8月も七夕の前日となり,水田では出穂が始まる頃となっている。
特段のブログネタは無いものの,最近は観念運動について考える時があり,何となく思い出しては実行していることとして,余計な考えが芽生えた際には,『思わない・思わない・思わない』と三回区切りで納得のいくまで(思わなくなるまで)念じておるのですが,実際に思わなくなり気持ちが楽になるのは不思議でもあるのです。
また,妙な妄想があった際には,早めに気持ちを切り替えることで,心の中に放たれた残像を残さないようにするのも一方策であるところ,単に『思わない』と念じることで息苦しい状況から打開できることもあり,何かの参考になればと思い書き記してみました。
思わないについては,思わ無い・雑念がない・記憶にないと自由に変形させるのも良いが,金がない・何もない・運がないと念じるのは益々に落ち込むので禁忌であるようだ。
寝言のついでに,以前に書き残しておいた,妄想と強迫観念との一文を転記してみたい。
昨日の昼食後に,何時ものように爪楊枝を使って,歯の手入れをしていたら,アマルガムを充填していた箇所が突然に外れてしまい,早速に行きつけの歯医者さんに電話したところ,昨日は昼から休診のようで連絡がつかず,結局のところ今朝になり受診の予約をして通院治療を済ませた。
3年ぶりの通院でした。
前回通院した時には,先生が治療する指が気にかかり,この指手で昨晩は.....と雑念があり困ったが,今回は何も考える事なく,目をつむっている時はただ暗く,目を開けている時は診療器具が見えるだけであった。
妄想と強迫観念の概念については専門家に任せるとして,
人は誰でも妄想し,雑念の世界に入り浸る時もあるが,妄想から離れる時には自然に次の思考へと移ってゆく。
しかしながら時として払い除けることの出来ぬ強迫観念として脳裏にこびり付く時もある。
ところで,テレビのワイドショーを見ていたら,コメンテーターの先生方も普通の人間だなと思わせる場面があり,例えば堂々と話をされていても,何か雑念でも入ったのか癖なのか,突然に腕時計を見せる仕草をし,反対に高級腕時計を見せながら安心してコメントをしていたのに急に腕時計を袖口の中へ隠すのを見た瞬間がありました。
以心伝心はしてなかろうが,何らかの観念が見え隠れしているようでもある。
考え過ぎでしょうか。
さて,思い出せば際限がないけれど,晴耕雨読の身の上となり田畑と我が家を往復するだけの日々を過ごしていると,はからいの心というのか,妄想や強迫観念との付き合いが減り,気持ちは楽になっている。
こんな一文が残されておりましたが,何処かで聞いた「男の人は何時でもあのことばかり考えとるんやろか?」との言葉どおり,人は妄想し幸せな時を過ごしておられるなら其れも良しであるところ,意に反した妄想から逃れるためには『思わない・思わない・思わない』と念じるのも観念運動の一つであるようだ。