2012/12/9
人間のエゴ
今日も寒い一日でした。
毎日ただ寒い寒いと言うだけで他に言葉がないのかと思うが,この寒さで身も心も冷え切っている。
余分な金でもあれば懐が暖まり,寒さもへっちゃらになるのでしょうが,貧乏な生活を始めると抜け出すことは難しい。
昔なら60歳を過ぎれば,満額の年金が支給され,やれやれ辛抱して働いた甲斐があったと喜び,細々と年金生活に入っていたのであろうが,どこで間違ったのか65歳から年金満額支給になり,この分だと将来は70歳からの支給が当然であるとの世の中が訪れても不思議ではない。
スーパーコンピューターが何でも計算出来るなら,年金問題も解決して欲しいと思うけれど,人間のエゴが絡んだ年金問題は計算不可能なのであろう。
しかしながら贅沢は言っておられない。
居間には石油ストーブの火と炬燵の温かさがあり,好きな酒が飲めているではないか。
心配は病気・怪我であるが,考え過ぎると呼び込む時もあるので,神々から生かされていることに感謝し,日々を淡々と生きるだけである。
2013/1/30
武道から何を学んでいるのか
大寒に入って以来,文字とおり極寒の日々でしたが,昨日あたりから寒さが和らいで少しずつ暖かくなっているようでもあります。
この暖かな日が,まだ数日間は続きそうであるとの天気予報ですが,立春を過ぎても春寒を感じる日も多くあろうかと思われるので,何はともあれ健康第一にて毎日を過ごしたいと思っている。
テレビでは,ロンドン五輪女子代表選手ら15人が,柔道全日本女子の監督から暴力やパワハラを受けた件についてJOCに告発したと報じられていた。
ところで日本古来の武道である柔道と剣道を比較した場合に,何れも鍛練を通じて人間形成を成し遂げるという共通の目標はあるようだが,
柔道は互いにぶつかり合うことで,スキンシップのようなものを得ることにより人間関係を作りやすく,
剣道は剣禅一体との言葉とおり,互いの間合いを計りあう中で人として成長してゆく一面があるようです。
さてさて,柔道家なら朗らかでいて聡明でもあれと助言したい。
2013/5/5
如何にして今を生きるか
大型連休も残すところ明日だけとなった。
今日の子供の日は,行楽地では多くの人々で賑わっていたようであるが,
小生は相変わらず畑にて佇み,稲作の段取りとか野菜の管理について考えたり,今までの人生について振り返っていた。
そんな訳ではないが,突然に昔のことを思い出すのは,長い歳月を生き抜いてきた証拠であると考えつつ,
如何にして今を生きるかについては,過去の嫌な思い出は心の片隅に封印し,淡々として,なお前向きな気持ちで歩むべきであると,改めて己に言い聞かせていた。
さて,連休後の世の中も積極的な動きになるのか一農夫でも気にかかるところ,何かと難題が山積されている感が拭えず,大きなエネルギーの動きを感じている。
2013/5/6
一つ一つの積み重ね
本日はゴールデンウィークの最終日であった。
一農夫には縁遠い連休であり,本日においても普段と変わりない一日を過ごそうとしていたが,
昨日の寝言で,淡々として,なお前向きな気持ちで歩みたいと書いたので,今日は早速に実践すべく,畑の片隅に置いたゴミの片付けを行い,残った時間でサクランボとイチゴの収穫をしていました。
何事も一つ一つの積み重ねが大切であり,たかがゴミの処理でしたが,何れ行わなければと思っていたので,少しなりとも整理が出来て良かったです。
さてさて,この勢いで明日からも止心することなく,ありのまま生きてゆきたいと思っている。
2013/6/23
無法松なら
台風が通過したので,梅雨の合間の晴れ間が広がるのかと期待していたが,どんよりとした厚い雲の立ちこめていた一日でした。
起床後に,庭で何やらカチカチと音がしており,何事かと思いつつ一階に下りてみると,母が松の木の剪定をしていたのにビックリし,「80歳を過ぎた者が何しよるん」と問いかけたら「松の穂が伸びて,はちこっとるけん剪定しよるんよ」との返事があったので,
続きは自分がするので,脚立から下りるようにと大声で話しかけると,小生の言ってることを理解したのか,後は頼みますとのことにて,午前中は松の木の剪定を行っておりました。
庭木の剪定は年に1~2回行っており,松の木については剪定とは名ばかりで,小生においても松の穂が伸びているのを切るくらいで終わらせていたが,今日は何に目覚めたのか,真剣に松の木の剪定を実施していた。
剪定方法は雑誌等に掲載されている通りですが,おおがっそうを頂いた松の木を,いかにしてスポーツ刈り状態まで刈り込むことができるのか,剪定しながら形を整えてゆきました。
剪定の途中には,松から連想する言葉等を思い浮かべており,元職場の上司には,ねじれ松と仇名された人もいたが,結局のところ気が小さい男であったと評価したり,
無法松なら,小生の父も,それほど大きな人間ではなかったろうが,何かしら心根が通じるような人間(人生)であったと妄想しておりました。
午後からは,畑にて犬小屋と犬が遊ぶ柵の内側の大掃除と,残った時間でトマトの木にミニ屋根を付ける作業を行っていた。
さてさて,ここ数年は農との関わりが深くなっているけれど,大地からの恵を日々ありがたく頂戴するだけで,今のところ大自然に恩返しすることは出来ていないが,偉大なる自然があってこその一農夫であることを自覚し明日からの仕事に励みたいと思っている。
2013/6/30
世の中の動きも気にかかる
今日もぐずついた空模様となり,午前中は曇空で,午後からは小雨のぱらついていた一日でした。
6月も末日となり,本年も1年の前半を何とか無事に過ごせたことに感謝している。
畑では相変わらず除草作業をしているが,梅雨とは言え土の乾かぬうちに雨となり,油断をしていると何時の間にか夏草が生い茂り,ここ1週間は雑草との戦いの日々でもありました。
台風4号が西日本を通過して以来,じめじめした天気が続き農作業は思うように進まず,
夏~草に~負けた~♪いえ~天気に~負けた~♪
との替歌を時々に口ずさんでいるが,庭の草みたいに,ほとんどを取ることは出来ず,有る程度は野菜と雑草を共存させている。
ところで相場の世界では,参院選に合わせてか,為替が円安方向に振れ始めており,再度の超円安になれば外貨建ての投資信託などは決裁するのも一方策かと思われた。
さて,この度の参院選では,大げさに言えば天下分け目の関ヶ原に匹敵するものであり,従軍慰安婦問題に白黒をつけて個人的に満足を得るような話とは質が違うようだ。
この選挙を,日本の未来を決める選挙と位置付けるなら,現在の日本国が抱える諸問題と解決策について立候補者が自ら街頭に立ち演説し,有権者の多くが投票所へ足を運びたくなるような選挙戦を展開してこそ,
たとえば憲法改正にすれば,本当に必要なのかと関心を持つ足掛かりになるものと思われた。
2013/7/5
足りる
蒸し暑い一日でした。
特段の用もなく,雑用に追われることもなく,ただ時間だけが過ぎ去ったような一日でもありました。
それでも畑へ出掛けたら,部分的に草が茂っている箇所を見つけたので除草し,倉庫内の片付けを行い,犬を連れて重信川の堤防へ散歩に出掛けたりの時間を過ごしていた。
畑での仕事を探せば際限がないけれど,
そこそこで足りることを覚えれば大自然と共存できている時もあるようなのです。
ところで,社会では昨日公示された参院選から,ネット選挙が解禁され,インターネットでの選挙運動が可能となったが,
投票については従来とおりの方法で実施されるとの内容であった。
さて,インターネットを介した投票については賛否両論なのでしょうが,
これが実行されたならインターネット等に精通している若者層であれば,
投票所へ足を運ばなくて済み,若者世代の代表者を議会へ送り込む手段として気楽に投票出来て,