2013/8/6
FXけえ
テレビを見ていたら,FXってなんやねんと,コマーシャルが流れていた。
一農夫には縁遠いコマーシャルですが,以前(リーマンショック以降)に何となく興味を持ち,自分なりに考えてメモをした内容がパソコン内に残っていたので,寝言のネタにすべく編集してみました。
小生が外国為替証拠金取引(FX)に興味を持ったのは,テレビのニュースで日経平均株価と為替について,出来高・その時点における為替レート(米ドル・円)の表示があり,日々変わってゆく為替レートの変動に関心を抱いたからです。
また別のチャンネルでは円高の時に米ドルを金券ショップで買っている若者の姿を見て自分も買ってみたいと思っていた。
そんな頃に右も左も分からぬまま地方銀行へ電話で問い合わせてみたら銀行でも外国為替を取扱っているとの話で,さっそく窓口へ行き説明を受けたところ,米ドルなら手数料が一回の売買について1ドルあたり2円必要とのことであり,1ドルを90円で買えば92円を過ぎてから利益が出るとの話でした。
計算上は,例えば1ドルが90円の時に100万円でドルを買い,1ドルが95円になれば,
1,000,000÷91×94=1,032,967円(自己流の計算)となり32,967円の利益となる。
ただし銀行なので外貨預金という形になるから預金利息も発生する。
それでも手数料2円は高いと思いつつ,証券会社にて外国為替の売買について問い合わせてみると,手数料は取扱い通貨により違っており,米ドルは売買で1ドルあたり1円との話であり,買う時に0.5円と売る時に0.5円の手数料を支払うとの内容であった。
証券会社でも手数料が1円必要となる。
そう考えながら,他に方法はないものかと,以前から興味を持っていた外国為替証拠金取引(FX)について,少しだけですが勉強してみると,
手数料0円のFXの会社もありました。
しかしFXでは最大レバレッジ25倍(証拠金の何倍で取引する)にて運用するため儲けも大きいが損失も甚大である。
前書きが長くなりましたが,FXで米ドル等を売買する方法や注意点を,メモの中から下記の通り抜粋してみました。
記
1 自分なりに考えた為替業務の要点と実際の売買について。
(1) 相場の波に乗れ。
各国通貨の現状におけるポジションを常に把握し,各種情報を最大限に生かし大小さまざまな相場の波に乗った取引をする。
(2) 買時と売時を見極めよ。
ア 買時とは円高になった時であるから,前日の円相場と現在の値とを勘案し,例えば米ドルなら1円~2円(?)くらいの円高になれば買う。
買い方としてはまず10万円で買い,様子を見ながら底と思った時に更に必要な数量を追加で買う。
なぜ10万円なのかは,実際に投資すれば不思議に更なる円高があると思われるからです。
また必要により外貨注文と同時にストップを設定し,利益が出た時点でストップのポジションを利益方向へ移動させる。
イ 売時とは買った値より円安になった時であり,如何ほどかは為替の動きに照らして決定する。
米ドルなら0.5円~1円(?)くらいの円安になれば売って利益を得る。
なお豪ドル・オーストラリアドルなら円高・円安になる時には3円~5円くらいの動きがあるので,その時に買うと連続して円安が続けば利益が多く発生する。
何れにせよ為替は生き物であると認識し,無理な売買はせず平常心で臨むことが大切かと思われた。
(3) 為替の動く時間帯を知る。
日本時間の午前中~午後にも当然ながら為替は変動しているが,夜間には多額の取引が行われているようである。
理由としては世界の中心となっている市場がニューヨークとロンドンにあるからです。
ちなみに土・日曜日は休場となるが,日本での休日も為替は動いており相場は常に変動し,FXなら自宅のパソコンで夜間も取引できる。
(4) 米ドルは為替の動く基準となる事が多い。
米ドルが円高・円安になれば,他の通貨も追随した動きをするので他国通貨を売買する時の参考になる。
また米ドルは短期(1日~5日)売買で利益を得るのに適しており,豪ドル等の資源国通貨は週単位での売買が良いと思われる。
(5) 週末・月の初めと終わりには注意する。
この時期には各国通貨のポジション調整があるので,無理をした売買はしない。
また毎月第1金曜日あるいは第2金曜日の日本時間午後9時30分(冬時間の期間中は午後10時30分)には,米国の雇用統計があり,月間においては各国の経済指標もあるので注意しておきたい。
2 売買の補足として。
外国為替の取引をする時には,多くの投資家が買から入るが,
FXでは売からも入れるので,例えば1ドルが100円の円安になれば,売(取引)で入ると円高になれば利益となる。
また,相場の状況を把握しておくことは大切であり,現在が上昇トレンドか下降トレンドかを知り,どれ位で折り返すのかレジスタンス及びサポートの数値を予想する。
愚かな思考ではあるが,レジスタンス及びサポートで売買した時に50銭ほど利益方向へ動けば,取引した金額と同じか半分の金額で逆方向へ買売しておくと損失が少なくて済み,更なる方向感をつかむのに得策かも知れず,また突然な為替変動があった時には必要により片方を決裁する場合もある。
レジスタンスとは市場参加者の多くが,これ以上相場は上昇しないという認識を持ち売りが集まりやすい水準であり,サポートとは市場参加者の多くが,これ以上相場は下落しないという認識を持ち買いが集まりやすい価格帯である。
なお,FXでは外貨を売買するので,通貨により買いスワップ(2国間の金利差調整)金利があり,例えば豪ドルであれば100万円で1日90円であるから年間なら32850円の利子となる。ちなみに米ドルは1日4円であり,各国の金利政策により変動する。
3 その他
世界の金融市場ではリーマンショック以降,ドバイショックやギリシャショックと金融不安・財政危機が連鎖反応のごとく続き,世界経済の混乱は収まるところを知らない様相を呈している。
ところで日本国の債務残高は,国内総生産の2倍である約1000兆円に達しているようです。
こんな状態が蓄積されれば円を持っているより他国通貨の方が安全であるとの観測から,例えば預金の幾らかをドルに換える国民が増えれば,数年後には1ドル100円以上の相場が当たり前の時代が到来することも考えられます。
FXの取引については平成10年に新改正外為法が施行され,大幅に規制が緩和されたことにより,個人や企業が自由に取扱えるようになりました。
また,株式では千を超える銘柄から選び,時には倒産リスクを抱えながら取引するが,外国為替なら取扱い通貨は限られており,円高・円安のリスクはあるものの仕組みが単純であり,現在では1万円からの売買を取扱う業者も存在し,FXの人気は上昇しているようです。
昨年の2月に小生が独自に記したメモであり,FXについての詳しい内容は専門書に書かれているところ,
FXでは基礎知識と併せてテクニカル分析(過去の値動きから将来を予測する方法)やファンダメンタルな部分(世の中の動きを読み解くことで為替の動きを予測する方法)も参考にしながら総合的に売買の判断をし,
現在の為替レートが幾らであり,円高が進むなら何円まで進行するのか,反対に円安へ転換するなら如何ほどまでであるのか予想が当たれば,取引金額に応じた利益が発生するが,勝負事として取引するのは如何なものかと思われた。
なお,本文は投資を勧誘するための記述でないことを申し添えておきます。
2013/9/28
大きなエネルギーの動いた1ケ月
どんよりとした厚い雲の立ち込めていた一日でした。
9月も残すところ二日になった。
毎日が忙しく過ぎ去りて,寝言の方は久しぶりであり,これを更新すべくパソコンのキーボードを叩いている。
今年の夏は記録的な猛暑に見舞われて,残暑も厳しいと思っていたが,ここ数日の天候から察すれば,すんなりと秋が訪れた感がある。
社会では,9月12日に死刑が執行され,
同16日頃からの台風18号では,列島を縦断した風雨が各地に被害をもたらせ,
京都では桂川が氾濫し,浸水した土産物店の映像がテレビに映し出され,
自然災害であり,死刑執行には関係なかろうが,何やら大きなエネルギーの動いた1ケ月であったような気がしている。
しかしながら2020年にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定されたり,惑星分光観測衛星を搭載したイプシロンロケットが鹿児島県肝付町の宇宙空間観測所から発射され,打ち上げに成功するとかの快挙もあり,明るい話題も多かったようだ。
また消費税増税や福島第1原発の汚染水問題では,一農夫でも気にかかるところ,政治家が今後どのように対応してゆくのか,メディアを通して見守ってゆきたい。
消費税増税については,増税すれば国民の財布の紐が固くなり,その分だけ心が豊かになることも考えられ,物があふれ飽食の時代だと言われている現在の生活を見直す機会になるものと思料された。
原発問題では,日本国内の17箇所へ既に原発が設置されており,そこで発電された電気で生活していた時代もあったので原発=悪と言いたくないが,