関連事項として

2013/1/2

   太陽光発電について

正月も二日目の夜となった。

世の中では,昨年12月の騒つきが何処に消えたのか或いは隠れているのかと思わせるような静かな年始となっている。

 本日においては,午前中に初詣を済ませ,午後からは畑の様子を見に行ったりしていたら一日が暮れてしまい,夜となりおせち料理を肴に日本酒を飲みながら,今年の景気は,竹島・尖閣諸島等の領土問題は,原発はどうなるのかと一農夫なりに考えつつパソコンのキーボードを叩いており,

 とりわけ原発問題については,民主党政権が掲げた2030年代に原子力発電ゼロの目標を,自民党が白紙に戻し,再稼働や新規に増設することも容認しているので新たな火種となりそうだが,この問題を本年の参議院選挙での争点にすれば,国民の関心が集まるものと思われた。

 ところで,東日本大震災で被災し仮設住宅に入っている人々には,高台に移転すべく被災地跡を政府に買い取ってもらい,高台の無料分譲地に家を建て,高台を確保する際に取り除いた土石で被災地跡を埋め立てて,メガソーラーの基地にしてはどうだろう。

 将来的にソーラー発電の効率が良くなれば,土地が広いだけに一定量の電力を確保することが可能となり,その構想を全国にも拡大すれば,原子力発電に頼っていた頃が恥ずかしくもある時代がやってくるのではなかろうか。

 正月早々の寝言となるが,以前に書き残した太陽光発電についてのメモを参考として添付しておきたい。

   

(2011/4/24)

太陽光発電こそ未来のエネルギーに

 福島第一原子力発電所の原子力事故を契機に,太陽光発電が各方面から注目されはじめている。

東日本大震災では主に岩手・宮城・福島の各県海岸線を大津波が襲来し,各地域の大惨事をテレビ報道等で目の当たりにしたが,福島第一原発の事故まで惹起し,日本国の原子力発電への不信感が高まりつつある。

あれほどの物理学・化学等を結集した原子炉が,被災しても対処法は水で冷やすだけと知り驚いた。

 ところで,私ごとではあるが,今から50年くらい前の朝のことである。

当時は家にある電気製品といえば白熱電球と真空管ラジオのみであった。

当然のこと電気こたつは無く,起床後に好天であった日には隣の家の蔵の東側の陽だまりへ出かけて数分間ではあるが暖をとっていた。

蔵は焼杉で囲われており,子供なりに太陽光の温かさが有難く,太陽がある限り自分は恩恵に賜れるものだと思っていた。

 以来年月が過ぎ,度重なるオイルショックを経験し,現在では電力の29%を原子力発電に依存している日本であるが,太陽光発電についても導入量は年々伸びており,現在では世界の8分の1近くを占めるまでに至っている。

この太陽光発電について,我が家でも10年くらい前から複数の業者より電話があり,現地見積もりを数回していただいた事もあったが,補助金が捻出されても一般仕様で自己資金が250万円前後は必要とのことであり,欲しいけれど太陽光発電を設置できない状態が現在まで続いている。

さて,太陽光発電であるが,一般サイズで総費用が100万円なら取りつけてみたいと希望する家庭は多いのではないでしょうか。

補助金を幾らにするかは別にして,例えば余った電気は全て20年間無料で電気会社に引取らせ利益を国家へ償還する制度にすれば,長期的にはなるが次のエネルギー政策の資金になると思われます。

 また,交流電気は蓄電不能と聞くが,100ボルトの直流バッテリーを開発し,ソーラー発電から出た直流電気を家庭毎に直流バッテリーへ蓄電し,充電の後にインバーターから交流電流として電気製品を可動できれば,夜間とか曇りの日には電灯や冷蔵庫・テレビ等の消費なら賄えるのではないでしょうか。

さてさて,コンピューターでも最初は六畳の部屋ほどの広さに真空管を配備して演算させていたが,現在では手の平サイズのパソコンも開発され技術の進歩には計り知れないものがあり,太陽光発電でも最新のものは表裏で光を感知して発電させる装置があると聞けば,そこまで考えるなら例えばプリズムを利用し光を屈折させれば一基のソーラーシステムから多くの電気を発生させることも不可能ではなく,太陽光発電こそ未来のエネルギーであると想像を膨らませておりました。

 諸外国の風景を雑誌とかテレビで見ていると実に色彩が豊であり,異文化に触れている感を得たことがあるが,日本国の各地域がソーラーシステムで埋め尽くされれば,海外から来た観光客は真に日の本の国と絶賛するのではなかろうか。

   

(2011/5/8)

  追記

 一昨日であるが菅総理から中部電力に対し,浜岡原子力発電所の全面停止要請がなされ,マスコミや世論はさまざまな意見を述べている。

 一般論として,東海地震が発生すれば浜岡原子力発電所の立地位置から考えると,原子炉が故障することが疑われるので,津波対策もさることながら,被災することを前提に同発電所自体を将来的に廃炉すべく準備を進めるべきなのであろう。

 ところで,原発で働いている労働者の雇用はどうなるとか,夏場の電力はどうするのかと目先の心配をするのが凡人であり否定しないが,それが難問を解決するのが政治の力ではあるまいか。

雇用なら,ソーラー発電機の開発製造する会社を中部電力が設立し,原発や関連企業の労働者にそこで働いてもらえば宜しかろう。

電力不足なら日本全国の発電所から余剰の電力を送電してもらい,なお節電という痛みを身をもって体験してこそ未来のエネルギーには何が必要なのかが見えてくるのではなかろうか。

さて,東日本大震災後の再建を考えるなら,ここより下に家を建てるなと石碑で先人が警告していることに従うべきであり,人類の知恵は大自然の力にはかなわないことを悟りつつ街づくりを行うべきであろう。

そして街づくりの計画を立てるなら海抜30メートル以上であるとか,海岸からに5キロメートル以内に家を建てないとかの法整備が必要であり,海岸線にはソーラー発電をめぐらし,住宅街から港まで専用の道路を必要数整備し,漁業関係者には津波に対応可能な漁港を作るとか,今までに類のない街づくりを行なってこそ震災で亡くなった方々への供養になるのではあるまいか。

   

(2012/8/10)

   無尽蔵にある太陽エネルギー

 福島第一原発事故が発生して以来,自然エネルギーに対する注目度が増し,その中でも気軽に設置できる太陽光発電の人気は高い。

 太陽光発電は,環境にやさしく家計にうれしい長所があり,これからの日本のエネルギーを補う上で欠かせない発電システムとなりそうだ。

 その太陽光発電を,我が家でも昨年の8月に取り付けた。

 一年間使用しての感想は,発電モニターで発電量・消費量・売買電量を確認することで節電意識が高まったことと,前同期間に比較して電気料金が約10万円減り家計への負担が少なくなったことです。

 ちなみに我が家で設置している太陽光発電システムは,1枚のモジュールで230Wを出力する商品です。

 そのモジュールを2階の屋根の上へ11枚並べ,今の季節なら最大2.5kwの発電をしています。

 そんな太陽光発電について,最近では大手の企業が日本国内へ組織的にメガソーラーを設置し,原子力発電に頼ろうとする電力業界に一石を投じている。

 ところで太陽光から発電された電力は1kw当たり42円で電力会社に買取ってもらえるが,将来的に買取り価格が減額されても,企業側には太陽光発電を止めることなく電力の生産及び供給を続けて欲しいと念願している。

 また国内で,持ち家(地域とか屋根の広さ,方角・形にもよる)のある家主には,政府から補助金を増額してでも太陽光発電を取り付けるよう推し進めるべきであろう。

 何れにしても,無尽蔵にある太陽エネルギーを最大限に活用しないのは,現代人の驕りでもある。

   

その他として

2014/2/15

メガソーラー基地を作る

 今日も寒い一日でした。

 これほど寒いと,畑へ出掛けて仕事をしている人は見られず,小生においても終日を家の中で過ごしていた。

 2月も中旬となり,少しずつでも暖かさを感じられる頃なのに,今年は立春の翌日から本日まで寒い日ばかりが続いており,春が待ち遠しい毎日でもあるのです。

 ところで,我が家の屋根の上(二階)には太陽光発電機と太陽熱温水器が設置されております。

 寒い寒いと思いながらも,冬至の頃に比べれば日中の時間は長くなっており,太陽光さえ地上に届いておれば,少しではあるが太陽光で発電し,あるいは太陽熱温水器の水も僅かとはいえ温まっておる頃となっています。

 それはさておき,先日の都知事選では原発即ゼロの候補者が惨敗しているが,

原発ゼロの具体策について考えるならば,太陽光発電のメガソーラー基地を全国に展開することから始めてはどうだろうと妄想していた。

そのためには,広大な設置場所の確保は必要であるが,狭い日本国でも探せば候補地は幾らでもあると思われ,小生の住んでいる地域であれば,東温市から松山市垣生地区までの重信川河川敷なら,太陽光発電のメガソーラー基地を作るのに足りる土地があるので,ここを活用してみてはどうかと考えていた。

おいさん寝言もそこそこにしとかんけえと,四国電力からお叱りを受けそうであるが,水害に対する備えを完璧にし,例えば10㎞×100mの場所が確保出来るなら,相当量の電気が発電可能となり,原子力発電だけに頼ろうとする組織に一石を投じることになる。

 重信川沿いには,松の根っこを張らせて堤防を守っていた時代もあったが,現在では松に代わり近代的な工法で堤防を築いており,その堤防沿いの河川敷へ平成のメガソーラー基地を作っても足立重信は怒るまい。

 また,宇宙から地球を眺めた際に,太陽光発電機のソーラー板が輝き,異星人に地球の存在を知らせることになるかも知れぬが,その時にはそれなりの対応をして,コンタクトが取れるなら,宇宙人から原子力でも太陽光でもないエネルギーについて教えを請うのも一方策である。

   

 何れにしても,太陽光発電において脱原発の一翼を担おうとするなら,太陽光発電のモジュールに革命を起こすべく改良を重ねるとともに,メガソーラー基地を全国へ展開した際に,如何ほどの電力が確保出来るのか計算しても損はなさそうである。