2013/12/2
「日本維新の会」の支持率低下に関し
今日も淡々とした一日でした。
師走とはいえ,特別な慌ただしさは感じられず,終日を畑にて過ごしていた。
本日の日の入りは午後4時42分であり,太陽が西の空へ移動するのを農作業中に確認していたが,その後うかうかしていると太陽にドロップがかかったような状態にて日の入りの時間となっておりました。
家に帰り,今日は日本酒から飲もうとばかりにボロの鍋に日本酒を適量入れてコンロ(プロパンガス)の火の上に置いたら,2分もすれば鍋からジュワ~と音がして,小さな泡が発生したので試飲するとgootであったので,この酒を飲みながら寝言を書き始めた。
さて,寝言のネタが無いと思いつつパソコンでニュースを検索していたら,橋下氏の突破力にかげりが見えだしており,発言に対しても人々からの関心が薄れているとのくだりがあった。
清水次郎長伝よろしく,任侠の世界に足を踏み入れたのは,親分の男気に惚れ込んだとの理由もあるようだが,
政治の世界にしても,政党もさることながら政治家の信念に共感し,その傘下に入り,国家国民のために働きたいとの気持ちから政治活動をしている議員もおり,
日本維新の会であれば,橋下共同代表の主張に賛同して政治家になった人物も少なからず存在しているのではなかろうかと思われる。
その橋下氏にも,世間からの関心が薄れようとしているとは思いも及ばなかったが,小生なりに以前に寝言として記録した内容をまとめてみると,
(2012/7/23)
週刊文春に,橋下大阪市長の不倫記事が掲載されていた。
今頃になり,古傷にメスを入れたような記事に愕然とした。
週刊誌のゴシップネタは,他人のプライバシーに立ち入り,それが実際の事であっても,限りなく本人を侮辱し,読者の興味を引こうとするものであるが,これが記事で大物が失脚した史実があるなら,本人に対しては一つの忠告になっているのかも知れない。
人として生きてをれば,聖人君子のごとく日々を過ごす事は不可能であり,誰でも他人には言えない欲望と共存しながら生活している。
しかしながら,歳を経る事に欲の数が減り,過去の過ちに対し懺悔する気持ちを強くするのも事実であろう。
多くの諸先輩は,脛に傷を持ちながら人生を歩み,その教訓があったからこそ激動の時代を生き抜くことができ,現在の日本国の礎を築いてきたと言っても過言ではない。
ところで昔の田舎での話になるが,子供が悪ふざけで,スイカ・柿・みかん等を泥棒しても,被害に逢った農家の人は学校や警察に訴えず,事を収めていたようだ。
その背景には,被害に逢った農家の主人も,その昔には出来心で,同じような罪を犯し,それでも世間が不問に付してくれていたから,本人も余程の被害がなければ許していたのでしょう。
さて不倫騒動ごときで橋下氏にレッドカードを突きつけて,政治の世界から追放しようとする勢力が,今の日本国に存在するとは思えない。
大改革を成し遂げるには,私利私欲を捨てて国家万民のために何とかしたいとの信念が必要であり,今の日本国に,それ程の信念を持った政治家は橋下氏のほかに何人いるのだろう。
(2012/9/24)
インターネットのニュースによると,橋下大阪市長が代表に就く「日本維新の会」の支持率が急激に低下しているとの記事があった。
理由は橋下氏が次期衆議院選に出馬しない意向を示していることや,政策が具体性に欠けている点を指摘する等,今までの橋下氏にはない消極的な側面が見え隠れしているのも支持率低下につながっているようだ。
また同氏は竹島及び尖閣諸島問題についても意見がぶれている。
確かに政党の党首ともなれば,発言ひとつで失脚する場合もあるので慎重になっているのでしょうが,本人が元来から持ち続けている信念を曲げることなく前向きに進んで欲しいと思っている。
「♪明日は東京に出ていくからは♪なにがなんでも勝たねばならぬ♪」
王将の歌詞を読んでいると,立場は違うが橋下氏と重なる感がある。
何もかも無くなっても,弁護士の資格があるなら,行列のできる法律相談所へ出て,一からやり直すことも可能である。
それ程の覚悟で国政へ進出しない限り,今の日本国を背負ってゆくことは出来ない。
(2012/10/24)
影響力のある人は,アドリブであっても言葉を選ぶ必要がある。
国内では,橋下氏と週間朝日のバトル(週間朝日の連載を巡り)について,連日テレビのワイドショーで取上げられているが,橋下氏が優勢かと思っていたら,一昨日は記者団の取材に対し同氏から週間朝日を鬼畜集団と批判する言葉が発せられている。
さすがに誰が聞いても聞き捨てならぬ言葉であり,橋下氏は昨日になり自身のツイッタ―で謝罪したようであるが,権力者とか組織や社会で指導的立場にある者は,謝っても済まされない事柄もあるので,気をつけて発言すべきであろう。
橋下氏にすれば,週間朝日の記事問題とはさっさと決別して,今こそが正念場であると認識し,自身が描く政治や社会の実現のために知恵を絞らないと,何時までも世論は味方してくれないものと思われた。
(2013/5/20)
行列のできる法律相談所へ橋下氏が出演していた頃から,同氏の歯に衣着せぬ解説ぶりが痛快であり,以後ファンの一人になっている。
初心忘れるべからずとの諺のとおり,政治家として出発された頃には未熟なところが多々あり,勉強の日々でもあったかと思われます。
また府知事から市長へと,大阪の形を変えるために転身し,順風満帆の日々であったのに,参院選(7/21)を控えた頃に今回の従軍慰安婦問題が発生したことについては,真に「好事魔多し」であり,光と影が交互に繰り返しながらの人生でもあるようだ。
橋下氏は,他の政治家に比べてまだまだ爽やかな印象があり,これからも応援したいが,今回の発言でイメージダウンした感はある。
ところで,テレビでは橋下大阪市長が発言した従軍慰安婦問題等について,様々な意見が述べられている。
表現の自由と,その限界については様々な考え方があるところ,罪に問われないから何を言っても良いとばかりに持論を展開するのは如何なものかと思われた。
また本件については政治家として空気の読み方に欠けている感が拭えず,今からでも遅くないので早急に発言撤回と全面謝罪をし,別の話題で世論を盛り上げた方が得策ではなかろうか。
なお本人は懸命であり,気が付いてないのでしょうが,周辺の者や他党の各議員にしても本気でたしなめないのは,独裁的であり意見しにくいことが原因のようでもある。
余談になるけれど,世の中には第三者から見ると立派な人間だと思っているのに,時により,その考えに少しだけ疑問を抱かせる人も居るようですが,完璧な人間である必要はないところ,政治家なら社会で通用する常識人でなくてはなるまい。
さて,6月に本人がアメリカへ行って,持論を持ち出したのでは,それこそ顰蹙を買い恥をかくだけであり,従軍慰安婦問題は個人が取上げて結論付ける問題ではなく,
橋下氏なら,今から幾らでも挽回できるので,従軍慰安婦問題はどこぞに封印し,もっと大切な課題と向き合うべきである。
(2013/5/21)
メディアでは,橋下氏の従軍慰安婦問題についての報道が下火になっているようだ。
それでも,堺市長からは,「参院選では維新を大阪から放逐する戦いをしなければならない」とか,みんなの党が参院選で日本維新の会との選挙協力を解消すると正式に決定する等,維新の会にとっては厳しい現実を目の当たりにしているものと思われます。
日本維新の会が,橋下氏だけのものであれば,これまで以上に従軍慰安婦問題について論戦するのは自由であろうが,一政党としての役割を果たしているとの自覚があるなら,そろそろ従軍慰安婦問題とは決別する頃でもある。
裁判なら,橋下氏がウンチクをまくしたてて利を得ることも可能なのでしょうが,過ぎ去った問題をどうのこうのと論じている暇はないはずである。
本日は除草作業の途中で,西洋産らしき牧草のような草も鍬で取り除いたが,背だけが高く勢いのある草も根の張りは弱く,アジア人のような執念深さは無かった。
さてさて,橋下氏は自分の信念に酔い,堺市長は自身の言葉に酔わせようと「維新を大阪から放逐する」との言葉を使っているのか一農夫には不明なところ,参院選を控え,政治家としての懐の深さや,志の大きさで競うことが出来ないのか不思議である。
(2013/5/25)
従軍慰安婦問題がくすぶり続けているようだ。
この問題では,韓国人の元従軍慰安婦2人が,昨日の午前中に橋下大阪市長と面会を予定していたところ,当日の朝になり,元慰安婦側の意向で面会が中止され,
また稲田行政改革担当大臣が同日の閣議後の記者会見で戦時中の従軍慰安婦制度は合法だったとの見解を示している。
この従軍慰安婦制度について,強制連行の有無や,合法であったとかの問題があるようですが,その如何を問わず,現在の常識からすれば従軍慰安婦制度は認められず,戦後67年を過ぎた今日に至っては日本国内において従軍慰安婦制度がどうのこうのと更に蒸し返して論じない方が得策かと思われた。
ところで,諸外国においても同様の制度があったようであり,日本国だけが批判を受けているのは如何なものかとの考えもあるが,従軍慰安婦制度が存在していたという悲しい過去と向き合い,2度と同じ過ちを犯さないとの心構えがあるならば,
他国で過去にあった従軍慰安婦制度について言及する必要はなく,
これを機会に,我が国が国家として,まずその悍ましさを知ると同時に自らが十字架を背負い,この種問題の解決に取り組むべきであると思料された。
この度は,歴史認識の曖昧さを内外に示した感が拭えず,旧日本軍にして従軍慰安婦を活用していた事実があるなら,お詫びするしかない。
橋下氏にすれば,1日も早く従軍慰安婦問題の発言に決着を付ける時期でもある。
こんな寝言でしたが,改めて
木枯しや 維新は 遠くなりにけり
とならないよう願うとともに,今後において日本維新の会がどのような道を歩んでゆくのか一農夫でも気にかかるところである。
追記
2015/5/16
大阪都構想の行方
雨のち曇りの空模様で,昨日とは打って変わり,ひんやりとした一日でした。
午前中に食料品の買い物に出掛け,午後からは長男が我が家を訪れていたので,久しぶりに雑談に花を咲かせておりました。
ゴールデンウィークには,子供たちが帰省し何かと出費が多かったので,以後は倹約生活をしており,一週間以上にわたり毎日のことジャガイモ・竹の子・ぶんどう豆の煮物(煮干のダシで煮る)を食べていたが,
本日においては,長男が家に来るとの連絡を受けたので早速にスーパーへ出掛け,鯛飯を作るべく鯛を購入し,嫁が自慢の腕をふるい久々の鯛飯が食卓に並びました。
ところで,テレビでは5月17日に投開票される大阪都構想の賛否を問う住民投票について報じられ,都構想を推し進めようとしている大阪維新の会に対し,反対する他政党が共闘した組織員が互いに意見や主張を述べていた。
大阪都構想では二重行政の無駄をなくするという大義名分がある一方で,
反対する側は都構想が実現されたなら公務員の数が減り,職員組合に対して面目が立たず,何とか都構想を阻止したいとの戦いでもあるようだ。
さて,大阪都構想が否決されたなら橋下代表は政界を引退すると明言しているようであり,その行方が一農夫でも気にかかるところであるが,
二重行政の無駄があり,時代から必要とされているなら,『大阪都』との名前には違和感があるものの,大阪都構想を受け入れてこそ,未来の人々に浪花っ子の心根を残せるのではなかろうか。
2015/5/18
橋下氏 政界を引退か
天気予報のとおり,曇りのち雨の一日でした。
一週間が過ぎるは早いもので,気が付けば月曜日になっていた。
畑では,夏野菜の手入れや,6月10日予定の田植えに向けて,少しずつではありますが,田を耕したり畦の隅を掘る等の作業を行う日々を過ごしております。
ところで,テレビでは昨日実施された大阪都構想の賛否を決める住民投票の結果について報道されており,都構想は否決されたと報じられていた。
この投票結果を受けて,橋下大阪市長においては政界を引退すると表明しているが,志を立てて政治家になったのであれば,都構想が実現しなかったくらいで政治家を辞めるのは「情けないのう,勿体無いわい」との言葉に尽きる。
橋下氏は今回の住民投票に際し,都構想が否決されたなら政治家を辞めると公言していたので,敗北後の会見では「政治家は一切やらないのか」との質問に対し,「弁護士をやりますから」と爽やかに答えており,その潔い気持ちは伝わってきたが,
政治家の出処進退は自らが決めるべきものであるとは言え,住民投票で賛成票を投じてくれたり,今までの選挙で応援してくれた有権者のことも考えて進退を決めるのが筋かと思われた。
さてさて,「それがどしたんぞ」との批判はあろうが,橋下氏が政界を引退することには一抹の寂しさがある。