その他として

   

(2013/4/25)

靖国問題について

 今日も淡々とした一日でした。

 午前中に買い物(食料品)を済ませ,午後からは畑へ出掛け野菜への灌水や除草等の農作業を行っていた。

 畑では菜の花や大根等の花が満開となり,ゆく春を惜しんでいるように咲き誇っておりました。

 それを見て,我が人生にも春の頃があったのかと回想していたが,春夏秋冬があったからこその人生であり,今も生かされていることに感謝すべきであると己に言い聞かせていた。

ところでテレビのニュースによると,靖国神社の春季例大祭に合わせて,4月23日に超党派の国会議員168人が同神社を参拝したことに鑑み,中国と韓国政府が反発しているとの報道がなされていた。

 中国及び韓国の指導者は,幼き頃から日本は侵略国家であったとの教育を受け,実際に思い込んでいるからこそ反発し,あるいは人民の結束を計るために靖国参拝を政治利用しているようであるが,

 我が国においては,先の大戦で戦死した英霊に尊崇の念を表すのは当たり前であり,他国が干渉すべき事柄ではない。

さて,中国及び韓国では,日本国を常に監視し,事ある毎に誹謗中傷をしているが,他に出す知恵がないようでは,国際社会においては変人扱いされるだけである。

 しかしながら,それが理解できる人間であり国家なら,国会議員団の靖国参拝についてコメントすらしないのであろうが,わざわざ報道官がメッセージを発する意図は,自分たちの体制を保ってゆくために必要な示威でもあるようだ。

 さてさて小生においては,今は亡き父から生前に,「人にされても人にはするな」(他人から仕打ちを受けても,仕打ちで返すな)と教えられて以来,その教えというのか気持ちを大切にして,自分に厳しく他人には寛大に接してきたが,

 それが正しいのか人それぞれであり,なお中国や韓国の人々には理解しがたい内容であろうが,戦後68年を迎えようとしている現代に,何時までも過去を引きずりながら生きてゆくことは虚しいものであると気づかないのかが不思議である。

 との寝言を綴ってみたが,憎み続けることは勝手であり,また一国家として他国に因縁をつけるのも自由なところ,国際社会の一員とて競争してゆこうとしているなら,偏った考えは少しずつ捨ててゆくことが大切ではなかろうか。

 

(2013/12/7)

特定秘密保護法について

 今日も一日が無事に終了した。

 12月に入り,畑での仕事は野菜(白菜・ほうれん草・小松菜・チンゲンサイ・ニンニクの若芽・ニンジン・ゴボウ・大根・カブ・ネギ・ジャガイモ等)の収穫が中心となっているけれど,出荷はせず自己消費するだけなので,急ぐことなく野菜たちとゆっくり向き合いながら作業をしております。

 そんな作業が来年の春まで続きそうであるが,畑には探せば仕事はいくらでもあるので,雑用をこなしながら,雨や雪の日には温泉に浸かり身体をいたわりつつ日々を過ごしたいと思っている。

 ところで,テレビのニュースによると,参議院で昨日の夜になり特定秘密保護法案が可決され,機密情報を漏えいさせた公務員へ厳罰を科することが可能になったようだ。

 この特定秘密保護法の制定にあたっては,各方面から反対の意見があったにもかかわらず強行採決されているが,

 国家公務員法では第82条に懲戒の種類として,免職・停職・減給・戒告の処分をすることができるとの条文があり,

 第100条では秘密を守る義務について明記され,

 罰則として,第109条で1年以下の懲役・第110条で3年以下の懲役と規定されており,

わざわざ,特定秘密保護法を制定せずとも,機密情報を漏えいさせた公務員の処罰については,国家公務員法の条文と罰則を変更することで十分かと思われた。

 また,特定秘密保護法では,防衛・外交上の秘密及び特定有害活動の防止・テロ活動防止のため罰則等について規定し,国益を守ろうとしているようであるが,

 国民に知らされることなく,一定の事項を機密にしてしまうのは如何なものかとも思われた。

 さて,素朴な疑問として,情報公開法があるのに,特定秘密保護法が制定されたのには法律に矛盾があるとも考えられ,

 特定秘密保護法においては,最初に秘密ありきにて物事が進められる感が拭えず,国民の知る権利をないがしろにする一面もある法律であると思料された。

  

 このような寝言でしたが,国の根幹に関わる問題(本文では集団的自衛権・国防軍構想・特定秘密保護法)については,国会において数の力で採決することなく,その法律が多くの人々の幸福な生活につながることを確信しつつ,国民の代表者としての使命を果たすべきであると考えるものであり,

 外交問題については,話し合いを第一にした交渉が肝心であり,自国に有利な結果をもたらしたいなら,その背景には軍事力・経済力の影響が大きいからこそ交渉が淡々と進められることもあるので,我が国においても底力の発揮できるような国防軍を創設すると共に,再度の経済大国への道を歩むべく,全国民が一丸となって日本国民の勤勉さを世界に示しつつ力強く前進すべきであると思料された。