作り方は様々であり,電子ジャーに生のニンニクを入れて保温状態で10日間もかけて熟成させる方法や,
土鍋を使う方法とかがあったが,
小生は自己流にて,廃棄された鍋の底に網を置き,アルミホイルに包んだニンニクを入れて蓋をし,カセットガスコンロで適宜な火力で熱する方法で黒焼き作りに挑戦してみた。
ところが途中でガスの燃焼が消えていたので確認してみると,ガスボンベが熱くなり,ボンベとコンロの接続部分が離れており,これでは危険だと思い,スレート瓦の破片で,火力からガスボンベに伝わる熱を減少させていたが,再度ガスの燃焼が消えたので,長時間の燃焼には不向きであることが判明し,七輪に替えて黒焼き作りを続行させた。
さて明日の朝には完成予定であるが,夜間に一・二度は炭火の状態を確認せねばと思っている。
7/1
本日の午後1時に,やっと完成しました。
追記 1
「ニンニクの黒焼き作りに再挑戦」7月13日
前回ですが6月30日に初めてニンニクの黒焼きを自己流で作り始め,24時間後の翌日に完成したが,短時間で作ったので生ニンニクから出る水分が,ニンニクの表面に出て鍋の熱で凝固し,見た目が悪くなっていた。
自己流で失敗したものの,我が家には専門的な設備はなく,遠赤外線の熱で熟成させたり,土釜の中で30日も燻す方法は不可能であり,今回は電子ジャーを利用しての再挑戦となった。
7月5日午後3時に開始し,完成したのが昨日(7月12日)の午前中でした。
手順として,作成当日に電子ジャーの底にステンレス製のすのこ(高さ1cm)を置き,その上にアルミシートを敷いて,ニンニク(ミニサイズ)を適量置いて蓋をする。
適宜な場所に置いて電子ジャーのスイッチを入れ,6時間に一回くらいジャーの蓋を開けて,ニンニクから出る水蒸気を出していた。
3日目くらいまでは,ニンニク特有の生臭さがあり,ニンニク玉に特段の変化は見られなかったが,4日目に入るとニンニク玉から水分が出たのか,摘んでみると全体が少し痩せていた。
5日目に皮を剝いでみると茶色になっており,食べると甘かったが,あと少し本物の黒焼きに近づけようと,更に2日間熟成させた。
7日目に完成しての感想は,外見は如何にもニンニクの黒焼きとなり,市販のものと比べても味は殆ど同じだと思われたが,果肉は軟らかいものとなった。
追記 2
「ニンニクの黒焼きを食べてみて」7月27日
7月1日から,ニンニクの黒焼きを毎朝3欠片ずつ食べるようになり,明日で4週間となります。
インターネットの情報によると,黒焼きニンニクの効能は,生のニンニクと比べたらポリフェノール量が19倍・活性酸素除去能力は16倍あり,体力増強・免疫力向上に効果があるとの説明があった。
短い期間ですが,自分で食べてみての感想は,肌がツルツルしてアレルギー体質が改善されているような気がしている。
健康食品と言えば,青汁・サメの肝油・ローヤルゼリー等と多々あるが,ニンニクの黒焼きもブームになるかも知れないと思っている。
追記 3
「ニンニクの黒焼きの保存状況」9月29日
黒焼きニンニクを冷蔵庫で保存しているが,日が過ぎるごとに果肉が縮小して甘みが増し,デパートで売っているものと比較しても変わらないくらいになった。
追記 4
平成25年8月13日
今年もニンニクの黒焼きを作る季節になりました。
昨年のブログに,ニンニクの黒焼きについてと題して何回か投稿しており,
今年も昨年に習って,第1回・第2回と黒焼き作りに専念しましたが,この暑さで出来具合がイマイチとなりました。
イマイチの内容は,完成品がダッシュ村で放送されていた時のような,皮を剥いだ表面が焼き栗(甘栗)みたいに乾燥しておらず,味は良いがジメジメとした仕上がりになったのです。
昨年は上手くいったのに,何故だろうと,自分なりに検証してゆくと,
電子ジャーに入れる量が多過ぎて,熟成段階でニンニクから発せられる水分が少なくて,全体に湿っぽくなったと気付くに至りました。
さて,この湿っぽいニンニクの黒焼きを如何にして,本物に近づけるかと思考錯誤した結果,何のことはない,出来上がった柔らか目の品を,
再度になるが乾燥熟成すべく,今度は柔らか目の黒焼きを電子ジャーに戻し,蓋を1cmくらい開けたまま2日間くらい過熱(二段熟成)したら,味はもとより外見も本物のニンニクの黒焼きに近い品が完成しました。
今年は,ニンニク玉が太かったことと,電子ジャーに入れる量が多かったことが原因で,スムーズに運ばなかったニンニクの黒焼き作りの作業でしたが,
上記のとおり,何とか完成したので一安心したところです。
追記 5
平成26年10月29日
ニンニクの黒焼き作りについての要点
東から吹いてくる風が冷たくて,突然に冬が訪れたのかと思わせるような午前中でしたが,昼過ぎからは何時の間に風向きが変わったのか南西の風となり,そよ風が心地よい小春日和の午後になっておりました。
午前中に家の中の雑用を済ませ,午後からは畑にて除草と野菜への追肥を行い,早目に仕事を終わらせて家路に着いていた。
この頃は,毎日少しずつ冷え込んでおり,今朝のこと嫁から座卓を炬燵仕様に変更してくれと頼まれたので模様替えを行なったが,夕方となり早速に一足早い冬支度の整った居間にて,炬燵の中で足を温めつつパソコンのキーボードを叩いておるところです。
ところで,ニンニクの黒焼き作りを一昨年から始めたのですが,本年度においては商品として販売可能であると思われる状態まで電子ジャーにて熟成させることが出来たので,経過を下記のとおり記録しておきたい。
記
1 ニンニクの黒焼き作りに使用する電子ジャーは,熟成温度の関係で保温専用の釜が良いと思われる。
2 昨年までは,電子ジャーの底にスノコを置きその上にアルミホイルを敷いていたが,ステンレス製のスノコでも錆が出たので本年度はスノコを使用せず,釜の内側にアルミホイルを敷いて(加熱が強い時は二重に敷く)ニンニクを熟成させることにした。
3 ニンニクは,収穫後3週間を過ぎた物を使用する。
理由は,干し柿の渋抜きに使用する渋柿でも,ある程度は熟したものを使用すると思われ,ニンニクにおいても収穫直後の物を使用すると渋みが残ったので。
4 続いて,ニンニクの根元を切り取り,表皮を適度に剥く。
5 電子ジャーに,ニンニク(釜の5分の3くらいの量)を入れて保温する。
6 熟成期間の目安は,小玉のニンニクは8日前後であり,大玉なら14日前後となる。
7 熟成中のコツとして,最初の4日間くらいはニンニクから出る蒸気を釜の外へ出すため,1日に2~3回ジャーの蓋を開けては閉じる。
8 5日目以降は,1日に4時間程度連続して電子ジャーのスイッチを切ったままにしておき,蓋を開けると内蓋に水滴が付着しているので,キッチンペーパー等で拭き取り,その後に蓋を閉めてスイッチを入れる作業を釜出しの日まで行なう。
なお,必要に応じて,ニンニクの上下を入れ替える。
9 電子ジャーの内蓋に,毎回ですが同じ程度の水滴が付着しているが,そろそろ出来上がる頃だと思った日には,水滴の量が格段と減っているので,そこで終了させるかあと1日熟成させるかは本人の好みとする。
10 熟成期間が長くなると,実が硬くて渋みの残る,黒焼きニンニクになる事もある。
11 完成したニンニクの黒焼きは,適宜な容器に入れて保存するが,小生においてはタッパーや海苔が入っていたビンを利用し,黒焼きニンニクと乾燥剤の入った容器を収納室(暗い場所)に置いて常温保存している。
以上のとおり記録してみましたが,十分に熟成できなかった軟らか目の黒焼きニンニクでも,保存容器の中では熟成が続いているものと思われ,1年後に美味な黒焼きニンニクになっている時もあります。