金沢見聞録vol.7 金沢文芸館 五木寛之文庫 | 自転車から今日は♪

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坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

 

 

 

 

文学のまち 金沢

 

ここは文芸を愛する人たちが、気楽に集い語り合うサロン

 

昭和レトロなテーブルに腰かけ

顔を向き合わせて真剣な顔で話し込んでいる女が3人。

 

彼女たちは何を話しているのか

 

 

 

たかが一泊二日の旅行なのにひっぱるね~ゲラゲラ

 

 

 

 

 

 

能登のために、石川のために

 

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2月8日~9日に訪れた金沢の旅行記を書いています。

 

 

 

 

 

 

 

近江町市場で朝食をすませ再びひがし茶屋

 

街の中で時々みかけた

きんつばの「中田屋」さん

 

素敵な造りの和菓子屋さんですがここが本店?

早朝から開いていましたが

朝食食べたばかりでここは外観のみ

 

 

 

金沢へは何度か観光に来てるのだが

ひがし茶屋を歩くのは実は初めてだったりする。

 

既に訪れたことのある同行者曰く

あそこはとにかく人が多くて

観光地化されすぎているからというのだ。

 

しかし、駅でもらった地図を片手に

ノーヒントで街を探検するのは結構楽しい。

 

 

例えばここ。日本家屋の並ぶ茶屋町街に

雰囲気のある洋館。

 

そしてブラタモリでとりあげられそうな

小川が流れる古い橋

 

ここは何の建物かしら

 

 

 

 

正面にまわってみると、作家の五木寛之さん

記念館らしいということがわかった。

 

そういば五木寛之さんって

金沢に住んでた時期ありましたっけ

 

「青春の門」は再起編くらいまでは読んだかな

他にも『四季・奈津子』をはじめとする四季シリーズ

一時期女性誌に連載掛け持ちしていて

読む機会多かったんでですよね

 

『朱鷺の墓』とかも読みましたよ

あの物語はここ、ひがし茶屋

舞台なんですよね

 

 

 
 
金沢文芸間の開館時間は10時
 
ちよっと早いね。
 
地図をみると近くに泉鏡花記念館があり
こちら9時半から入れるみたい。
 
よしっと思って記念館の前まできたら
震災の影響でまたもや休館の張り紙
 
かわりに浅野川沿いの鏡花のみちを歩く。

 

 

 

10時

 

金沢文芸館にはぞくぞくが人やってきて

建物の中に入っていく

 

よかったここは開館してるみたい。

 

1階は撮影OKということでさぁ写真をと

スマホを取り出すと事件がおこった

 

 

画面がまっくら

 

うわ~ 機種がかわってしまって

ディスプレイの明るさの

調整ってどうやるの~えーん泣

 

充電はしたばかりだし機種も新しい。

 

確か下に向かってひょいってやれば

何かでてきそうだけど、そこから先対応できる自信がない。

 

 

こうなったら、もうダメもと

 

あのぉ~ 大変申し訳ないのですが

 

と受付にいた記念館の方に厚かましくも

助けをを求めてしまった。

 

(あの時は頭の中が本当に真っ白で

ご迷惑かけて申し訳なかったです。)

 

嫌な顔されるの覚悟で、ドキドキしながら

ダメもとで声をかけたのですが

作業の手を止めて

私でできるかしらと、引き受けて下さった。

 

 

出来なかったらそれで構いませんからと隣で私。

 

ショップを探そうにも

スマホの画面がみれないと

住所探すのもなると難儀しそうだ

 

 

う~ん ちょっと私では無理ですね

 

いえいえ こちらこそ

無理なお願い言って申し訳ありません

 

 

スマホを受け取ろうとすると

なんと記念館の方、テーブルで作業をしている

もう一人の女性館員に声をかけ説明している。

 

私では出来なかったのだけど

元にもどせるかしら?

 

 

たかが通りすがりの旅行者に

ここまで親切にしてくれる二人の金沢女性に

私はもう感動

 

 

観光ができなくたって、こんなに優しい

金沢の方たちと交流出来たのなら

後悔なんてないわなどと思っていたら

 

あ、なおりましたよ!

 

有難うございます。

どうやって元に戻したんですか?

 

そこから先は、機械オンチの私の為に

スマホの使い方講習会までひらいてくれて

 

なるほど~

こうやって設定するんですね

 

ともうひと方の館員さんも

私一緒につきあってくださって^^

(本当にどこまでも優しい人でした)

 

そんな3人の女たちを見守る

窓辺にいた金沢三文豪

 

徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星のお三方

 

 

”やれやれ、とんでもない旅行者がきたな”

キョロキョロキョロキョロキョロキョロ

 

 

 

めでたくスマホが復活した後に撮った写真

 

右端に窓辺に徳田秋聲先生が立ってるのわかります? 

 

時計は10時15分を示していて

15分近くもスマホの画面と格闘していたみたいです…

 

 

 

金沢文芸館「五木寛之文庫」の

HP貼っておきますね

 

 

 

1階は五木寛之氏の書籍が集まる受付兼サロン

 

2階は、五木寛之先生の生原稿などがみれる資料館

(こちらは撮影不可)

 

3階はちょっとオープンな文芸フロアになっていて

私が訪れた時は短歌の講座(だったかな)

が開催されていました。

 

そしてその奥には泉鏡花賞の受賞者とその作品を紹介する

コーナーがあってこれがなかなか面白かったです。

 

 

 

私: 素朴な疑問なのですが、

これって等身大のパネルなんでしょうか。

泉鏡花先生って小柄な方だったんですね~

 

いついかなる時もボケ担当のブログ主(←天然)

 

 

文芸館のお姉さん: 

う~ん それはたぶんないと思います。

ここまで顔の大きな人とかいたら普通じゃないです

街にこれで大きな顔の人が歩いていたら大変です。

もう少し背丈はあるのではないでしょうか

 

 

私のボケに真面目な顔で誠意をこめて

質問に答えてくださる案内してくれたお姉さん

 

 

ツッコミ不在、ボケ役二人が

(片方は来客者の私にあわせですが)

会話をするとこのようになる一例

 

スマホ画面を元に戻してくれたり、

作家さんや小説のお話をしたり金沢のおいしい

ケーキ屋さんや和菓子屋さんのお話をしたり

 

記念館の皆さん、みんな親切で

本当に楽しかったです。

 

 

 

 

辻口シェフのお菓子も

中田屋のきんつばも

セレクトショップで買うことはできるけど

 

かわむらの甘納豆は

にし茶屋街にある”かわむら”でしか

食べることができないんですよ

 

にし茶屋街はこちらとはライバルとなる場所ですが

ひがしと違って観光客は少ないですが

にしには甘納豆があるんです。

 

私はずっと金沢に住んでいますが

地元の人はかわむらさんの甘納豆を食べるために

にし茶屋街まで行くんですよ

 

敵に塩を送るわけではないけれど

この後是非、にし茶屋街に行って出来立ての

甘納豆たべてくさいね

 

 

そう私に教えて下さったのも

金沢文芸館の方でした。

 

 

この旅ブログを読んでくださっているかはわかりませんが

 

甘納豆の「かわむら」

行ってきたよ!の記事を書きたいし

 

 

スマホなおしてくれたお礼をこめて

 

五木寛之先生について何か

別記事で書いてみようかな

 

本読んだの大昔すぎて、あらすじとか

全部忘れてるなぁ~

 

(お時間しばし下さい)

 

 

金沢文芸館の皆さん

おかげ様で思い出に残る楽しい旅になりました。

 

本当にありがとうございました!