『ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ』
[Millerighe alla pannna con i broccoli]
あの千秋先輩がのだめのために初めて作った
手作り料理でございます。
千秋先輩の呪文料理といったらもうこれでしょう(^∇^)
そして
センパイとのだめの恋の序曲…♡
(by のだめ)
なモーツァルトの二台のピアノのためのソナタ
実際はコレですが
ドラマ版ではこんな感じになってます
(消されてしまうかな)
同じ音大に通う千秋真一と野田恵(のだめ)は
アパートがお隣同士なのですが、のだめは掃除が大の苦手です。
ベランダにまで押し寄せる大量のゴミをみて
見るに見かねて掃除を買ってでてしまう千秋。
そのお礼にとつくったのだめの炭まみれのアジの干物のマヨネーズ添えに呆れ
ここでもまた世話好きな性格が現れてしまい
逆に手料理を作ってあげてしまうのでした。
こうして餌付けされたのだめは
夕飯時になると自分のお茶碗とお箸をもって
千秋の部屋に押し寄せてくるようになります。
ミレリーゲです。
なかなか売ってなくて探しまわりました。
ミレリーゲって大きなマカロニのことだったのね
Millerighe alla panna con i broccoli
直訳すると
クリーム仕立てのブロッコリーのミレリーゲ
レシピを検索しますとたくさんの方が挑戦していました。
のだめの作者である二ノ宮和子さんがレシピを公開して
それを参考にしてつくっている模様です。
先人達に続いて早速私もつくってみましたよ
材料(4人分)
ミレリーゲ 200g
ブロッコリー
塩
<ベシャメルソース>
バター………10g
小麦粉………大さじ1
牛乳…………100cc
生クリーム…200cc
玉ねぎ………小1個
クローブ……少々(今回は省略)
(アンチョビ … これは後ほど説明)
作り方
1.ブロッコリーを食べやすい大きさに切り硬めに塩茹でする。
ざるにあげて水を切り、そのまま冷ます。
2.ミレリーゲを茹でる。
☆ お湯をわかしミレリーゲをゆでる間に
ベシャメルソースを作ります。
3.フライパンにバターを溶かし玉ねぎのみじん切りを炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、小麦粉を加えしっかり馴染むまで炒める。
4.温めた牛乳を少しずつ加え、その都度よくかき混ぜる。
生クリームを加えるしばらく煮て馴染ませる。
(二ノ宮先生のレシピはここでクローブを入れる模様)
ベシャメルソースさえ作れてしまえば後は簡単です。
後は一気にいきましょう
”手料理”というなら
5. フライパンにバターを入れ軽く塩茹でしたブロッコリーを軽く炒め…
これくらいのものー
6. ベシャメルソースを加え、牛乳でのばしながらブロッコリーと絡ませて温め
茹でたミレリーゲを加えます。
(あっさりと作りたい時は、パスタのゆで汁を入れてソースの加減を調整します)
作ってから言え!
塩コショウで調整して完成です。
取りあえず子供がお腹をすかせているので
出来立てを食べてもらって味見してもらいましょう
どうですか?
う~~ん
普通だな
別にマズくはないのだけど、特別おおっ!て言うほどでもない。
普通によくあるありがちなクリームパスタだな
じっくり弱火でつくったベシャメルソースは炒めた玉ねぎも加わって
それは幼い頃のママンのように甘く、優しい味
高校生男子にはもう少しパンチが欲しいようだ。
(スープストックでコクをだしてるわけでもないしね)
よし ならばこれならどうだろう
息子よ、ちょっと食べるの待っておくれ
これは千秋先輩呪文料理の別メニューで使おうとストックしてあった
アンチョビなのだだけど…
先人達のレシピを調べてみますとソースに
アンチョビを混ぜるというものがあったんですね
イタリアではソースのコクを出すために
アンチョビを入れるという解説を読み
みじん切りにしたものをトッピングしてみました。
おおぉ~ これは
うん これならいいと思う
アンブレーラ(母、意味不明)
アンチョビが加わることでパスタの味が劇的にかわりました。
千秋飯のレシピには登場していないアンチョビですが
これがあるとないとでは全然違う。
原作ではありあわせの材料で作ってみました
って感じで登場していますので充分これでよいのですが
もしもこれから、この料理を作ってみようじゃないかと考えている方
ソースを作るときにフライパンでアンチョビの
みじん切りを炒め、ソースをつくってみてください。
どうせ作るならとことんおいしく
(私は後付でトッピングしてしまいましたが^^)
千秋先輩版ミレリーゲ・アラ・パンナ・コン・イ・ブロッコリ
はひとまずこれで完結ですが
この料理、色々調べて見ますとブイヨンを加えてみたり
追求していくとなかなか奥が深くまだまだ
おいしく作れそうな予感がいたします。
もう少し材料を吟味しそしてパスタが切れないように注意し
再チャレンジしてみたい思いました。
とその前にさらなる呪文料理を紹介しなくちゃですね
次回も頑張ってつくってみます
どうぞ お楽しみに(^∇^)