みなみより、パターソン氏に捧ぐポエム
”翻訳した詩はレインコートを着たまま
シャワーを浴びるようなもの”
でしたっけ^^
私は語学力があるわけではないので
翻訳したものがないと困ってしまう人間ですが
彼、パターソンの詩を読んでいると
雨に濡れて帰るの悪くはないなと感じます。
(ただし 優しい静かな雨に限ります 笑)
二次元、三次元…
四次元、五次元…
彼の詩はわからない部分も多いけど
もし私が、その人のブログを読んでいなかったら
もし自分今日ここに来ていなければ
過去のあの人を思い出すこともないし、
あの作品につながることもない
なんだかとても不思議な気分
10cc - I'm Not In Love
とにかく、どうしてもこの映画を見て欲しい
そんなことを言われていたことを
カップケーキ(実際は無花果マフィン)を食べているとき
偶然思い出しその足で映画館に向かいました。
拝見したのは『パターソン』
とても静かで平和なパターソンという町に住む
パターソンという町と同じ名前をもつ
パターソンさんというバスの運転手さんの一週間
朝起きて、奥さんにキスをして
いつものようにシリアルを食べて
奥さんの作ったカップケーキを
ランチボックスにつめてのご出勤
いつもの毎日だけど、毎日眺めている空は
少しずつ変化しているし
バスに乗ってくるお客さんの楽しいおしゃべりも
毎日少しだけちがっている。
仕事が終わればブルドックのマーヴィンとお散歩
そしていつものお店で一杯のビール
小さな事件は日々あるけれど、それについての
パターソンさんのモノローグは一切排除され
映画の中で彼のつぶやきはその時の事件とは
全く関係のない彼のポエム 笑
これがね すごくわかるんですよ
私は毎日アナログな自転車にのって
通勤しているのですが、その間文明の利器から
離れていてどっぷり自分の時間に浸れるんですよ。
家にいればテレビはあるし、ネットもできる
本も読める。映画も見れる
外へでれば音楽があふれている
車だったらラジオや音楽に繋がれるでしょ
毎日繰り返される一日のなかで
自分の内側へ入っていける時間って
意外とあるようでいて実は限られているんですよね
自転車のっている私も、実はパターソンさんみたいに
なんだか意味不明の(失礼!)な
よくわかんないことを考えていて、
それが自分にとってとっても大事なことなんだって
思うのだけど日々の雑務でそういうこと全部忘れちゃう
パターソンさんは、そうした思いをバスの運転席で
書き留めていたりして、なるほどなぁと思いました。
雨が振ったある日の午後はちょっと工作
『パターソン』を観たからっていう理由でもないのだけど
ポストカードをハサミでチョキチョキして
立体的にして透明のカバーのついた
メモ帳にはさんでオリジナルノートの完成
さぁ この何も書かれていない真っ白なノートに
これから何を書いていきましょうか
きっと丁寧にカッターを使えば
仕上がりはきれいなのだろうけど
自宅用だしまぁいっかー(^▽^;)
真っ白な何も書かれていないノートが何を意味するか
それは映画をみてからのお楽しみ(o^-')b
パターソンとくれば当然カップケーキよねぇ
どーれ 気分転換に私もおやつでもつくってみるか
あ さつまいも 残ってるし
カップケーキをつくる予定だったが
何故かスイートポテトに変更された
既に食べられて数は減ってますが10個つくりました
スイートポテトの生地はまだ半分残っていていたので
こちらはスイートポテトにせずラップにくるんで茶巾状にして
芋きんとんの出来上がり
8個もできてしまったぜ!
大きなさつまいもひとつから出来上がったのは
スイートポテト10個に、芋きんとんが8個
調子にのってつくってみたものの
これらの菓子、はたしてどうするべきか
(みなみ家の住人は基本辛党でたくさんは食べられない)
部活の差し入れににもってかない?
いい いらない
ちっ
(どーすんだよ コレ)
仕方がない
小腹が減ったとき用に冷凍保存にでもしておくか
スイートポテトを冷凍庫に入れながら私は思った
モード学園を卒業されたのではないかとウワサされる
パターソン氏の奥さんがランチボックスにつめていた
あのカップケーキは
絶対朝にレンチン
(レンチン=レンジでチン)
だって奥さま、旦那様より朝寝坊
カップケーキを作りすぎて困った妻は
毎日旦那の弁当にしのびこませていたのだな
なのにパターソンさんたら奥さんに骨抜き
できる女はなにかが違う
どーでもいい 推理なんですけどねー(^▽^;)