IR更新~、今回は6月の株主総会に向けての下ごしらえ。

 

定款一部変更に関するお知らせ

取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

剰余金の配当に関するお知らせ

来週には株主総会の資料が出るでしょうから、その前にジャブ打っとこうと。
そんな感じのあれやこれや。

定款一部変更に関するお知らせ

当会社は、次の事業を営むこと及び次の事 業を営む会社、組合、その他これに準ずる 事業体の株式又は持分を所有することにより、当該会社等の事業活動を支配・管理することを目的とする。

ミンカブジインフォノイド 定款 目的 第2条

子会社の活動について色々定款に追加。

「物品販売」「ECサイト運営」「スポーツ施設経営管理」「スクール運営」「旅行企画」
「タレント、モデル、アーティストなどのグッズ制作や販売・肖像権管理・育成」
「ゲーム、映像、音楽に関する企画、制作、販売」
「各興行に関連した代行業務」

を追加。

項目に関してはかなりざっくり書いたので詳細は「定款一部変更に関するお知らせ」からどうぞ。

…なんか昔のチャラめの悪いおじさんが出てきちゃうタイプの芸能プロダクショn…いや今そんな事しないしない。

でもタレントとかモデルの育成って…どこに向かってるんだろうか。

取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

2023年5月30日にもIR出してたやつですね。

全ての役員に対して「取締役会の構成、運営、議題、在り方、DXの認識」について自己評価実施、その結果を議論し取締役会の実効性が確保されていたことを確認。

今年も我が社の取締役会は有効に機能してる、実効性は確保されている!

との事。

去年の5月もそのように書いてありました、詳細は当然分かりませんが内容は

① 構成に関して4項目(規模、構成等)
② 運営に関して8項目(頻度、資料、審議時間等)
③ 議題に関して12項目(議題の選定、内容等)
④ 取締役会を支える体制に関して9項目(情報共有・連携体制、トレーニング等)

の、4項目。
うーむ…有効に機能してたらこんな真っ赤っかで着地しなかったような…

真っ赤着地が計画通りなら共有するべきだった気がするし、先日の決算説明資料の時点で「投資回収ターン」だと分岐地点も見えているなら収益予測や下期偏重だという予測データも出ているだろうし、ついでに下期に大規模イベントを行う予定なのだから予算や収益やそのリスクを提示出来たと思いますがどれもありませんでした。

あったのは

既存事業は広告市場が回復してないけどなぜか18億円伸びて、
新規事業は下期スタートの事業が6億円稼いで、大規模イベントで25億円稼ぐ。

前期は売上99億円で49億円伸びて…150億円!

というカンペキな足し算のみ。

記載されていない(千万円)部分で成り立つのでしょう、社長に都合の良いデータを提出するという意味では有効に機能しているようです。

社長の色強めの企業はどこもそんな感じですね、確かに責任は重いのでむしろそうあるべきだという気もします。

瓜生さん頑張れ~!

剰余金の配当に関するお知らせ

2023年3月期 26円 株価1,200~2,656円だったので配当利回り0.98~2.16%。
2024年3月期 26円 現状は株価656~1,608円なので配当利回り1.61~2.62%。

配当原資は例の資本剰余金から6月末に3億8900万円、前期と同じ。

今は特に突っ込まれると困りますから配当は現状維持一択。
増やせば何してんだってなるし、減らせば初期組がもう知らないってなるだろうし。

なのに配当金を現状維持にするには

「資本金及び資本準備金の額の減少の件が承認可決されることを条件」

としています、減資には株主総会の承認が必要です。

瓜生氏1,245,000株 = 3237万円
SBI北尾氏1,233,000株 = 3205万円
カストディ銀行1,218,000株 = 3166万円
ソニー980,000株 = 2548万円

…を、利益の分配としてではなく稼いだ所からではなく手持ちから出す。

我が社は成長期真っ只中だし、このように今は赤字でも積極的に株主還元していくつもりです、利益ではない部分で出すけど今期すごい利益になる予想見たでしょう?

なので

減資を承認してくれれば配当は26円維持して出すので是非受け取ってくださいね。

という事なのだろうか、株主還元の目線はどこにあるんでしょうね。

赤字でも前期以上に成長するからねというメッセージ、税務上の対策を兼ねた株主の信頼回復の一手、剰余金をすり減らすメリットはありませんので安定の為

あたりのイメージでしたが、減資して配当が済んだ後は

「これら内部留保を活用した成長投資を積極的に行い…」

としているので、明確に今期は経営安定の為に備えるだけではなという事を表明。

成長する為に何かに投資するのは企業として当然の行動ですが、その投資力に金融機関によるレバレッジを効かす為のいわば見せ金、資本力を落としてしまっている今、そして先行投資の回収ターンとやらも表面には出させていない今、あるモノであるだけ運用をする事がこれだけ体が大きくなった今どのように出るのか。

ここまでの運用で信用を失っているミンカブ経営陣、今回の大幅減資と付け替えがあるからその余力で成長を促進する事を付け加えるだけで良かったのに「条件」を付けた事で否認されるリスクを呼び起こし、減配すればさらに信用を失う事になる、さて…と、そんな未来もなんだか見える気がします。

・・

・・・

株価はついに3ケタに。

昼前は1,003円、15時頃には989円と配当利回りがガンガン上がっていきます。

前期でライブドアとミンカブの売上でかなり利益率の高い100億円企業だというのは証明されたので、150億云々は置いといてこの利回りなら近い内にがっつり入ってくるかも?

ではでは。