皆さん自分の天職は何だろう?と
思ったことないでしょうか?

今まで色々と仕事をしてきたけど
しっくりこないということって
よくありますよね

というかそれが普通なのでは
ないでしょうか?

私は転職を4回くらい繰り返して
ようやくしっくりくるものを
見つけたほどです

昔は一つの仕事を一生続けることが美徳
みたいな感じでしたので、転職イコールマイナス的な
イメージがありましたよね

でも私は人と違っていて、仕事をやりきるたびに
必ずもっと自分に合った仕事があるはずだと思い
転職するということを繰り返していました

私は今自営業をしています

それはどんな仕事かというと『女装サロン』という仕事です

女装サロン?ってほとんどの方が思ったのではないでしょうか?

私は戸籍上男性で心は女性というトランスジェンダーです

あるきっかけで女装をするようになり、それによって
物凄く人生が救われた経験をしました

それまでの私はずっと心が女性ということを隠して生きてきたため
職場でも本音が話せず孤立した感じが常にありましたが
変な人と思われないように仕事を人より頑張り、人間として
恥ずかしく思われないようにいい人を装っていたのでした

そんななかある日女装というものに出会ってからは、
休みの日は女装してでかけるか、
LGBTの人が集まる場所へ行くということが日課になっていました

なぜならここでは好きな女装をすることで周りの人も女性扱いをしてくれて
本音を話せたからです

そして私の中では次のような想いがどんどん募っていきました

それはいつの日か常に女性の恰好で生きれたら毎日が楽しいだろうなと

普段の私は職場で働いているときは顔で笑って心で泣いてという生き方をしていました

なぜなら仕事も役職以上のものを任されてこなしていたにもかかわらず評価は低く、
やりがいはあるもののこんなに頑張っているのにといつも思っていたからでした

ところが女装に関しては常に楽しくてお化粧もどんどん覚えて、
かわいい洋服や自分に似合うウイッグを購入してとやっていただけなのに
周りの友達からすごく努力して凄いね?という評価をもらっていました

どうして本当に頑張っている職場では評価されず、楽しくやっている女装は
評価されるのか不思議でなりませんでした

だけど気づいたんです。

嫌なことを頑張るって相当努力がいるわりにはあまり報われない
でも自分が好きで自分に合ったことを楽しんでやっていると周りはすごく努力していると
思ってくれるのがこの世の中なんだということに

私は思ったものです、なんてこの世は反対にできているんだと

さてここからが本題ですが、私は自分に合った天職があるとずっと
世の中にあるものから探していました

ところが常に女性として生きていきたいという感情が芽生えてから
ありのままで生きる覚悟をしました

そして自分は何を世の中に価値として提供できるだろうかと本気で
考えたのでした

私から出た答えはそれはいままで会社で身につけたスキルや経験を
活かすことではありませんでした

私が初めて女装したときにすごく困ったメイクの仕方や洋服の購入
そして同じ境遇の人と出会える場所がないことをサービスにしようと
答えがでたのです

そうすれば私は私のままで生きれるし、同じ困った人を救えると
考えたのでした

その頃のメイク技術なんてお世辞にもお金をもらえるようなものでは
なかったかもしれません

なぜならきちんと習いに行ったこともなく独学だったからです

でもそれに関してはたくさんの人をこなして上手になればいいやって感じでしたし
初めての経営ですがやるしかないという思いだけでした

この女装サロンという仕事はハローワークにもないですし、
なかなか目にするものではないですね?

天職への解釈は色々とあると思いますが、私が考える人と違う人の天職は
自分で作りだすものというのが答えです

今HSP、ADHD、LGBT等人と違うことで悩んでいる方が
たくさんいると思います。

ですがそういった方々に言いたいのは既存のものに自分を合わせるのではなく
人と違う自分を受け入れてありのままの自分から何ができるかを発想をすることが大事だと
いうことです

私にもできたことです、必ず皆さんにもできるはずです

違う自分で戦わないで下さい、そうすると心が病んでしまいます

本当のありのままで楽しんで下さい、そうすると周りが頑張ってるねって
褒めてくれますよ