「どう生きたいか」を真剣に考える時代
近年、スピリチュアルという言葉をよく耳にするようになりました。なぜここまで広がっているのでしょうか?その大きな理由は、「幸せになるための正解がなくなった」ことにあります。かつては、ある程度わかりやすい人生のモデルが存在していました。いい大学に入り、いい会社に就職し、結婚して家庭を持ち、家を買う。そういった流れが「幸せの形」とされ、多くの人がそれを目指して生きていました。また、宗教においても「こう生きれば幸せになれる」という指針が示されており、外側に答えがある時代だったとも言えます。しかし、バブル崩壊以降、「安定」は当たり前のものではなくなりました。これまで信じられてきた正解が崩れ、「どう生きればいいのか分からない」という人が増えていきます。そんな時代に広がったのがスピリチュアルです。スピリチュアルは、外に答えを求めるのではなく、「自分の内側に答えを見つける」という考え方を大切にしています。正解が一つではない時代だからこそ、自分自身の感覚や価値観を軸に生きることが求められているのです。私自身がスピリチュアルに出会ったのは、今から30年ほど前のことです。当時、LGBTの当事者として「どう生きればいいのか分からない」という大きな悩みを抱えていました。結婚という選択肢は現実的ではなく、会社に勤めても本音を出せず、どこか苦しさを感じる日々。そんな状態で、明るい未来を描くことはとても難しかったのです。だからこそ、必死に答えを探し続けました。そしてスピリチュアルを学び続ける中で、少しずつ「自分なりの正解」を見つけていきました。今は、正解が一つではない時代です。だからこそ、自分の人生の答えを自分で見つける力が大切になります。これまでの経験を通して、同じように悩んでいる人たちが、自分の答えを見つけるお手伝いができたらと思っています。