皆さんこんにちは、ニューヨーク・ニュージャージーでゴルフレッスンをしているティーチングプロのミナミです。
そういえばアメリカと日本のゴルフ場事情ってどれだけ違うのかな?とふと思ったのでまとめてみました。
日本の常識 vs アメリカの常識
日本:普通の予約は最低2人以上
アメリカ:どのゴルフ場も1人から予約可能
日本:1人予約ができるゴルフ場も最近多くなってきたが、同じ時間に最低人数が集まらないと開催がキャンセルになる
アメリカ:人が集まらなければ1人でまわります
日本:ちょっとまともなコースにいくと週末のプレーフィーが2万円を超える
アメリカ:同程度のコースで週末のプレーフィーは大体80ドル前後
日本:2サム(2人の予約)、3サム(3人の予約)は割増料金がかかる
アメリカ:割増料金?そんな概念はありません
日本:そこそこのコースに行けばキャディーをつけられる
アメリカ:超名門のコースをまわった時以外キャディーがついたことがありません、というかコースにいない
日本:ドレスコードがある
アメリカ:ドレスコードなんて皆無。ジーパン、Tシャツやジャージでもまわってる人もたくさんいます
日本:ロッカー、お風呂あり
アメリカ:そんなもの滅多にありません。ごく稀に小さなロッカールームとシャワールームがあるが、使ってる人なんて見たことないし、基本的にはそのコースのメンバーのみが使用。荷物は車に置いてくるかカートに乗せませす
日本:カートは4〜5人乗り
アメリカ:カートは2人乗り
日本:バックはカートに積まれてある
アメリカ:バックの積み下ろしは自分でやってください。積んでくれる様なコースはそれだけでチップ払わなきゃです
日本:スタート時間は厳密に守らなければならない
アメリカ:混雑時期以外はスタート時間はだいぶざっくり。準備ができた人からどうぞということも多い
日本:コース内のカートの乗り入れ禁止
アメリカ:雨の後などフェアウェイが緩くなってない限りコース内のカート乗り入れ自由
日本:全体的にマナーが良い、プレーファストの意識が高い
アメリカ:マナー?そんなものありません。隣のホールからファーの声なしでボールが飛んでくるのは日常茶飯事。グリーン上でパットをしている時に後ろの組からナイスオンをしてくる事もあります(これは流石に本当に危ないので怒りますが)。なのでちゃんと帽子を被りましょう
日本:全体的なコースコンディションは良いが、一般的にグリーンは遅くしてある
アメリカ:コースコンディションが多少悪くてもグリーンがめちゃくちゃ早いところが結構ある
日本:前の組みがどれだけ遅くても順番を守って進まなければならない
アメリカ:前の組みが遅かったら一声かけて追い越しちゃいます
日本:ハーフ終了後に約1時間のランチ休憩
アメリカ:ランチ休憩???アメリカ人が聞いたらびっくりすると思います笑 100%スループレーです。お腹が空いたらカートでおにぎりかサンドイッチでもかじってください
日本:ラウンド後、靴の芝を落とすエアークリーナーがある
アメリカ:よほど良いところに行かない限りそんなものありません。みんな駐車場でものすごい音を立てて靴を叩きつけて芝を落としています
日本:会計はラウンド後の帰る前
アメリカ:ラウンド後の会計にしたらお金払わずに帰る人続出するかも笑 もちろん前会計です
ざっと思いつく限りでこんなところでしょうか?
もちろんコースによってピンキリなので例外も多くありますが。
どちらが良い悪いという訳ではないですが、アメリカでゴルフが如何にカジュアルで気軽に楽しめるスポーツか、というのが良く分かりますよね。
郷に入れば郷に従え
アメリカでゴルフをする際は早くこの環境になれましょう!笑