【見た目は幼児・頭脳は大人!】
気持ちが言えないギフテッドキッズが
「伝わる会話力」を身に付ける!
発達科学コミュニケーショントレーナー
南ひろこです
ギフテッド2E 小5息子(支援級)の母
ASD・ADHD・書字困難
元特別支援学校教員
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こんばんは
充電と学びをしていたため、久しぶりの投稿になります。
今日も心を込めてお届けします。
お子さんのこんな発言に振り回されることは、ないですか?
後になってから、思い出したように
「あのときは嫌だった!腹が立った!」
と急に怒り出し
「今更?なんで蒸し返すの?」
と、フラッシュバックした子どもの感情に振り回される。
または、お祝いをしてもらい、子どもにお礼を言って欲しいのに、「なんでそうなるの?」と言うような反応を示す。
こんな様子が見られたら、それは失感情症(アレキシサイミヤ)かもしれません。
失感情症とはハーバード大学マサチューセッツ総合病院のP.F.シフネオス医師が提唱した性格特性の1つです。
感情はあるけれど、そのとき自分の感情に気付くことが苦手で、感情の変化があってもうまく言語化できないことを言います。
発達障害やその傾向のある人に現れやすい特性だとも言われ、心身症やうつ病、摂食障害を併発する可能性があるという指摘もあります。
このようなに、その場でうまく自分の気持ちを捕まえられずに、『感情の後出し』をすると、周りの人とのトラブルにつながることがあります。
周りの人たちとトラブルに繋がることで、自信を失ったり、関係が拗れたりしやすくなります。
では、このような症状を抱えている場合、どうすればいいのでしょうか?
子どもが後出しすることを叱ってしまうと、感情を出すことをやめてしまい、気持ちを伝える力が育たなくなってしまいます。
また、焦ってその場で感情を表出しようとすると、不適切な反応をすることになります。
だから、感情を自分で捕まえるのに時間はかかっても、言えたことに
「伝えてくれてありがとう。」
と肯定してあげましょう。
言葉の力が弱いタイプだと黙っている状態になるので、周りには困ってることが伝わりフォローしてもらいやすいですが、言葉の力が強いタイプだとわかっていると思われて、わがままを言っていると誤解されることにつながります。
息子も幼い頃、焦って言葉を出すと
「なんで?」
とこちらが思うような表現になり、周りをざわつかせていました。
こちらが考える時間をたっぷり取り待つ対応に変えてからは、ゆっくり間をとって自分の中で成熟した気持ちを言葉で伝えてくれるように育ってきました。
息子は、言葉の力・長期的な記憶力が強いタイプで、小説の言葉なども自分のものとして使います。
大人が感心するような表現で伝えてくれるので、こちらが思わずメモを取りたくなります(笑)
学校の先生にもこのような特徴をお伝えし、その場で性急に答えを求めないようにしてもらっています。
また、咄嗟に出てきたマイナスの言葉には、反応しない方がいいということもお伝えしてきました。
子どもが自分の気持ちを表現して受け止めてもらえる経験は、何よりの安心や自信に繋がると思います。
どうか、お子さんやご自身にこのような傾向があるなと思ったら、
・その場で焦って感情を出さないでいい
・ゆっくり間をとって感情が成熟するのを待つ
・認識した感情を認める
を心がけてみて下さいね。
急がなくていい、工夫やケアをして、大切なお子さんやご自身に花丸を出していきたいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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