【見た目は幼児・頭脳は大人!】
気持ちが言えないギフテッドキッズが
「伝わる会話力」を身に付ける!
発達科学コミュニケーショントレーナー
南ひろこです
ギフテッド2E 小5息子(支援級)の母
ASD・ADHD・書字困難
元特別支援学校教員
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こんばんは
今日も心を込めてお届けします。
しばらく息子が体調を崩していました。
今日は、その時の病院での様子を例に、子供にとってポジティブな記憶として残す方法について書きます。
脳は最初と最後の処理しか頭に残らない!という特性を持っています。
専門の言葉で初頭効果と新近性効果と呼ぶのですが、要は、最初(初頭)と最後(新近)さえ子どもにとってポジティブなら、子どもにとってポジティブな記憶として残るということです。
息子は風邪症状があったため、かかりつけの病院で抗原検査を車中で受けることになりました。
初めてのことが苦手な息子には、家で同様の検査をしてイメージを持たせ、
「検査を受けられてえらいね」
という話をしました。
お医者さんが長い綿棒を息子の鼻に入れたところで、息子は思わず綿棒を鼻から出してしまいました
お医者さんが大きめの声で注意されたので、咄嗟に私は息子の膝に手を当てて
「気持ちの準備ができるまで、待ってもらえませんか?」
とお聞きしました。
暫くすると、息子は検査を無事受けることができました。
そして後で息子は、
「綿棒、家のより長かったし、びっくりしたわ。」
と言葉で私に伝えてくれました。
暫くすると隣の車では、幼児の男の子が同じ検査を受ける番がきました。
「あの子、泣くで〜」
と様子を見守る息子が呟きました。
男の子は、お母さんに体を押さえられながら泣き叫んで地団駄を踏むので、クラクションが鳴り響きました。
息子は、
「あの子、おいらより先に診察してもらったらいいよ。」
と私に伝えてくれました。
年齢によって許される行為と許されない行為があります。
発達凸凹のある子は気持ちの成長がゆっくりであったり、感覚過敏があったりして、期待される年齢像の表現からは、かけ離れている場合があります。
そうすると、叱られ、自信をなくしてしまうことが増えます。
息子を幼少期に病院に連れて行くことは大変でしたし、戦略・工夫をたくさん練りました。
今回のことを振り返り、息子が先生に注意されても落ち着いて対応できたこと、小さな子を思いやれたことを褒めました。
そして、私の対応もナイスだったな〜と自画自賛
初めと終わりを誉めて、息子にいい記憶として残るようインプット
息子の成功体験をコツコツ積み上げていきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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